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宇山佳佑 / 小学館 (28件のレビュー)
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けん
1年間で7日しか生きられないという設定を、見事に活かしきった内容だった。特に20代、30代~とリアルな悩み、葛藤とリンクさせたのが良い。また軽快な語り口調が面白かった。
投稿日:2024.04.21
yasuyo
恋愛小説は普段殆ど読まないのですが、ここでみなさんの評価を見て気になって手に取りました。 序盤は恋の始まり。後半は泣けます。読後に表紙のイラストを見るとまた泣けます。 素敵な出逢い、恋に落ちる2人…。 物語は雫の視点と日向の視点で交互に描かれます。 随所に登場するひまわりは、太陽に憧れているひまわりは、2人の希望。 初めて読んだ作家さんですが、ドラマの脚本も執筆されているのですね。 読んでよかったと思える、美しいお話でした。続きを読む
投稿日:2024.03.30
chiro
“「ひまわりの花言葉って渡す本数で変わるよね。 一本は『一目惚れ』、三本は『愛の告白』、七本は『密かな愛』、十一本は『最愛』、九十九本は『ずっと一緒にいよう』。それで───」 そう言って、隠し持っ…ていたあるものを出した。 それを見た途端、目頭が熱くなって、噴き出すようにしてくすりと笑った。 小ぶりのひまわりの花で作った手製の指輪だ。花梗のところでカットして、輪っかにした針金をくっつけただけの簡単な花の指輪。それでも、生きている命の指輪だ。 「慌てて作ったから不恰好になっちゃった。でもやっと渡せた。これで百八本目のひまわりだ。花言葉は───」 日向は優しく左手を取ると、花の指輪を薬指にはめてくれた。涙が止まらなかった。 「結婚しよう」”(p260) 王道(なのか?)ラブストーリーだった! 前に読んだ「この恋は世界でいちばん美しい雨」もそうだったけど、登場人物がみんないい人すぎて、私にはちょっと理解し難かったカナ、、、 私はもうちょっとどす黒い感情を持った人が出てくるお話が好き。← と書きつつも次回も読みます! 続きを読む
投稿日:2024.02.08
Mizuki
1/31 何だか無性にラブストーリーが読みたくなって選んだこの本。 宇山圭介の「桜のような僕の恋人」を読んで、この方の水や空のように透き通った作風が好きで選びました。 控えめに言ってとても感動しました…。 恋人のどちらの立場にも感情移入して、 胸が痛くなり、声にならない感情でいっぱいでした。 前世も、生きている今も、そして来世も。 また出会いたいと思える人は誰ですか?続きを読む
投稿日:2024.01.31
M&M
このレビューはネタバレを含みます
人生は残酷なものばかりじゃないんだなって思えた。 一年でたったの1週間しか目を覚ませない、さらに太陽の下を歩けない雫が、夢も希望もない日向と出会い、2人で生きていく理由を見つけて、夢を叶えていく。日向は最後は癌で死んでしまうけど、それでも2人の夢は消えない。2人の希望の光は輝き続ける。 「生きるとは何か」を考えさせられる最高の作品。
投稿日:2023.09.24
あーお
3.5というところだろうか。 とても純粋で美しい心のお話だと思った。思ったのだが、後半あまりにも「泣かせようとしてる感じ」がしてしまった。特にケガをする場面が、「なんでそこまで……」と別の意味で悲しくなった。読み終えてしまえば、世の中や人生の不条理を表したものなんだろうけれど、読んでいる途中では作為的に感じてしまったため少し残念だった。読む側(私)の問題かもしれないが。 心の描写が純粋で綺麗であるため、そういうところが目立ってしまったような気もする。でも実際、世の中・人生の不条理は確かにそこで甘やかしてはくれないわけだから、作中の方が現実的なのかもしれない。やはり私の問題か。 装丁がまたこの心理描写のごとく綺麗なので、こちらも大変楽しませてもらった。
投稿日:2023.08.31
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