【感想】苦楽外

ゆるゆるプカプカな漫画と思いきや予想外に不穏だった。
苦楽外は大人になる為に洋介を連れてきたのかな。でも記憶の中の入間くんとカズキくんは同一なのか、将又――。
初見と二回目で解釈が変わる面白い本だった…。

結構枠外にくらげや蛹が書かれていたり台詞の文字と絵が一緒なって表現されたり、吹き出し自体を表現に使ったりと一コマ一コマがとても素晴らしいと感じた。
こう言うのは矢張漫画であるから出来る技巧だよなぁと思う。ちょっとｱﾚな表現が出てきて吃驚したけど。
中々「こうだったのか」と素直に理解できないけど、雰囲気はすごく好みだった。なんか海獣の子を思い出した。続きを読む

不思議な話だった。そして自分が何者か気づいていないという展開わりとどんでん返された
ブロマンスと紹介されていて読んだが、ブロマンスともいえないような白黒つかない感じ。ファンタジーてかSFかな