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吉本ばなな / 新潮社 (138件のレビュー)
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総合評価:
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星☆つけてません / 結賀
毎日 寝る前に1度は考えてしまうこと 誰かとの別れ、自分自身との別れ 永遠なんてないんだなあとその都度実感するけれどいつかちゃんと自分も終われるかと不安にもなる 残されるほうがつらいなんて言葉も…聞くけれど そんなこと、わからない 残していくほうもそれなりにつらいんじゃないのかな、知らんけど。 そろそろこの本の感想を書かないとね、ずっとひとりごとじゃここに書く意味ないからね。 人との別れに何を思うかはそれぞれだろうけど、身近な人との別れはつらく悲しいもの 今まで自分を守ってくれてたものが見えなくなるのはとても孤独で心細い これからに迷いそうになる瞬間がたくさん集まった内容なのに読んでいるわたしの心は内側からあったまってくるのが分かる 内側からじんわりとゆっくり、人の温もりがわかるようなそんな感じ… 出会いと別れの繰り返しが わたしに足りないものを教えてくれて補ってくれる だから結局裏切られようとも人という存在を好きになってしまう、きっとそこは何があっても変えられない 同じようでも同じ人なんて居ないから、良くも悪くも 気ままに支えたり支えられたりしているだけでね それに触れた時こそ人として存在することを喜べる瞬間でもあるのかも、と思えた一冊です。続きを読む
投稿日:2024.04.20
海と青硝子
旅の話、という背骨に、その旅をする人たちの思いや、くぐり抜けてきた別離の痛みなどが肉付けされて、たくましく生きていく生き物となった、その美しさを、私はこの短編集に見いだしました。あとがきの冒頭の「登場…人物それぞれにそれなりに傷はある。しかし彼らはただ人生を眺めているだけ。」ということなのですね。傷ついた登場人物が癒しを得るという筋の小説は多く書かれていますが、ここまで到達した作品は、実はあまりないように感じていました。さすがは吉本ばななさん。ぜひ「次の山を登り」きるように、次作にお取り組みくださいますように!続きを読む
投稿日:2024.04.16
no-chindayo
大事な人を亡くしても、近しい人との関係性が変わっても、人生は続いていく。 いろんな人間関係があっていいんだな、と思えた。
投稿日:2024.04.11
黒うさぎ
久しぶりの吉本ばななさんの作品を読みました。 大切な人を失ったけれど、まわりの優しい人達に救われていく短編集。 現実はそんなに都合よく、素敵な優しい人なんてなかなかいないよなぁとは、ちょっと思いつつ、…ばななさんならではの文章を味わいました。 私は、「珊瑚のリング」が一番現実味があって、ほろっとした作品でした。続きを読む
投稿日:2024.03.24
ami
主人公たちは傷ついているのだけど、どの短編も必ずパートナーがいて、救われていく、という設定が羨ましくて、その感情だけが残ってしまった。それがすごく残念。
投稿日:2024.03.14
marin2011
よしもとばななさんが本当に書きたかったものが書けたとあとがきに記していた。 大きな出来事は起きないまでも、各話の主人公たちは旅をしながら過去の自分と向き合う。 もう二度と会えない友人や、友人でも恋人で…もない人、関係性を言葉にしてするのは難しい場合でも、その時自分にとって大切な存在であるならば、一生心に残り続けることになる。 読み続けるとなぜか登場人物たちの想いに寄り添いつつも、いつの間にか自分の想いに向き合わされる不思議な感覚になる。 たまに立ち止まって自分と向き合うのも良い。続きを読む
投稿日:2024.03.05
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