【感想】ヒトの壁(新潮新書)

養老孟司 / 新潮新書
(48件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
8
19
14
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ブクログレビュー

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  • 「おやっさん」

    「おやっさん」

    昭和12年生まれの著者が、コロナ渦、そして、入院とか、外に出る機会が少ない中、書くネタが少ない中、長い人生の間に培った智恵・知識をバックボーンに自然体で書き綴ったのがこの本のようである。
    まえがき
    人生は不要不急か
    2新しい宗教が生まれる
    3ヒトはAIに似てきている
    4人生とはそんなもの
    5自殺するヒトとどう接するか
    6なせばなる日本
    7コロナ下の日常
    8ヒト、猫を飼う
    あとがき
    哲学者でも、経済学者でも、社会学者でもない、宗教家でもない、一風変わった解剖学者で昆虫と猫が好きな著者の感性になんとなく接するのもいいのではないでしょうか(笑)。
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    投稿日:2024.03.04

  • 花穂尻べえた

    花穂尻べえた

    書いていること全てを理解できたわけではないが、まるとの思い出は心温まった。

    紹介されていた「夜に死ぬつもりでその日を生きる」というのはぜひ実践したいと思った。

    投稿日:2023.07.30

  • hito-koto

    hito-koto

    このレビューはネタバレを含みます

     養老孟司さん、「バカの壁」は450万部超とか。軽度の肺気腫で糖尿病だけど、病院に行かないから健康だそうです。夜には死ぬという前提で毎日を始めている。「ヒトの壁」、2021.12発行。ウィルスにとっての人体は、ヒトにとっての地球以上になる。部分を見れば全体はぼける。ウィルス目線では、ヒトは大きすぎて見えない。専門家と官僚と政治家、目線の共有が不可能。→さすれば、意見交換はできないのでは? 著者は「こうすれば、こうなる」という意識からの脱却を提議されてますが、私には難しかったです。

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    投稿日:2023.07.19

  • 1873553番目の読書家

    1873553番目の読書家

    前半しっかり読んでましたが途中読み飛ばして猫のまるを読みました。猫の姿と人生観をシンクロさせてるところが心に残りました。

    投稿日:2023.04.01

  • JAIST LIBRARY

    JAIST LIBRARY

    「バカの壁」で有名な養老孟司の壁シリーズの最新刊。死を身近なものにしたコロナ禍で生きることや社会との関わりなどについて語られており,読むうちに自然と自分の中にある生きる意味や人生というものについて考えさせてくれる一冊です。続きを読む

    投稿日:2023.03.29

  • 屋敷やし

    屋敷やし

    人の機能を細分化すると社会の構図と同じになる。意識に無があるように都市機能に無秩序【欠陥】があるのは力学による負の自然作用らしい。

    シンギュラリティ到来により完全社会が実現した時、負の矛先はどこへ向けられるのか…続きを読む

    投稿日:2022.12.30

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