0
辻真先 / 光文社文庫 (1件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
カヤ
慎がぼそっと漏らした。 「敷香という女性はそれっきりですか」 「そうだ。手紙ひとつなかった」 「お義父さんの口が重いのも当然ですね。……十六年前にはなかった白骨が,ではそれ以降いつ,監視哨に出現した…のか。五年前か,一年前のことかもしれない。だが警察に届ける必要はない……言外にお義父さんは殺人罪の時効を匂わせていらっしゃる。もしかしたらみつかった白骨の主は,小幡敷香夫人では。そう考えておいでではありませんか?」 あっ,と真由子が小さな悲鳴をあげていた。 (本文p.44-45)続きを読む
投稿日:2009.01.16
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。