【感想】本当は逢いたし

池田澄子 / 日本経済新聞出版
(2件のレビュー)

総合評価:

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  • comma

    comma

    表紙のピヨピヨ鳳凰さまが可愛くて手に取りました。
    家光様のウマヘタ絵。


    戦争で亡くなつた人、災難や思わぬ病気で逝った人々も老いを経験出来ない。母の老いを嘆くことは、有り難い恵まれたことなのだ。
    れは私の新しい経験である。


    うーん。
    自分の人生だけど、目を見開いて前を見ると
    クラクラするから、遮光土器みたく目を細め
    なるべく見ないで済むなら、そうしたいなぁ


    はんかちや母におくれて老いつつあり


    何か、母親に縛られてメチャクチャ暴れたくなった時に立原道造の
    「五月の風をゼリーにして持ってきてくださ い」
    の一文を読んだら、スーと胸のモヤモヤが消え失せました。

    私には、活字が大切です。



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    投稿日:2022.05.30

  • みるくてぃー

    みるくてぃー

    俳句を多少なりとも、たしなんでいたら、また感想も違ったかも。

    東日本大震災のこと、戦争で還らぬ人となったお父さまのこと、歳を重ねていくこと、俳句の師匠・三橋敏雄さんを偲んだ思い出のことなど、率直な親しみやすさと感受性にハッとするエッセイだった。

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    投稿日:2022.04.24

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