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エド・マクベイン, 山本博 / ハヤカワ・ミステリ文庫 (2件のレビュー)
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todo23
>この小説に現れる都市は架空のものである。 >登場人物も場所も全て虚構である。 >ただし、警察活動は実際の捜査方法に基づいている。 久しぶりに戻ってきましたアイソラの街に。 今回はなかなか良…かった。 シリーズ49作目。私にとっては、どうやら4年ぶりの作品のようです。 マクベインは、今回もいつものように複数の事件を同時進行させます。豊胸手術をした修道女の殺害事件、被害者の枕の上にチョコレートクッキーを残すクッキー・ボーイと呼ばれる空き巣事件、そして主人公・キャレラを殺害しようとする男。 手法的にも例によってフラッシュ・バックを多用し、スピーディーに展開していきます。そしてあっけない幕切れも、まあ、いつもと同じで。。。 49巻目、作者72歳の作品とは思えない力強さでした。 続きを読む
投稿日:2017.10.30
酒井一成
渋谷に遊びに行く。アクアラインを通ると案外近いものだ。ぶらぶらしていると1日くらいあっという間にすぎてしまう。まだまだ大丈夫かなと自分に安心した。新宿から渋谷まで、よく歩いて遊んだものだ。 東京と…いうのも、確かに「ビック・バッド・シティ」である。だから魅力的なのも、おそらくこの87分署シリーズの舞台であるアイソラと同じだろう。 タイトルが、シリーズの舞台であるアイソラを比喩的に言っているものだし、第50冊の一歩手前ということで、シリーズの大きなまとめっぽいものなのかなと思いながら読んだが、ごくごく普通の87分署シリーズだった。 最後の方でシリーズ主人公キャレラの述懐する昔話が、とても懐かしくて嬉しかった。 考えてみれば、このシリーズの初期作品を夢中で読んでいたのは高校生か中学生の頃だ。 いま87分署シリーズを読むと、昔と印象が違っていて、それはさすがの巨匠もマンネリになっていったためかと思ってたけど、もしかすると僕自身が年齢を重ねたからということなのかもしれない。 2006/8/20続きを読む
投稿日:2010.08.28
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