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ジェフリー・ディーヴァー, 池田真紀子 / 文春文庫 (5件のレビュー)
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タッキー
久々のライムシリーズ!堪能しました。今回の舞台はイタリア。エルコレ、ロッシなど魅力的な刑事たちが登場。いつもとメンバーが違っていますが、面白さは健在。この作家の面白さは下巻にありますので、今から楽しみ…です!続きを読む
投稿日:2023.04.23
シュン
ディーヴァーは変わった? 最近作の『魔の山』などの一匹狼主人公コルター・ショーは、初期シリーズ主人公のロケ・ハンター、ジョン・ペラムのようにダイナミックな移動を嫌わないキャラクターだが、まさか本シリー…ズのリンカーン・ライムまでが、『ゴースト・スナイパー』でのバハマに続いてイタリアにまで移動して活躍してくれるとは! しかもバハマは近距離の一部移動だったけれど、まさかイタリアはナポリにまでやって来て、現地の捜査陣と組んでの科学捜査で活躍してくれるなんて予想外もいいとこだ。 現地で起用される準ヒーローが、少しおとぼけキャラではありながら純朴極まりない好感度満点の森林警備隊巡査エルコレ。このキャラが従来のシリーズのパターンを打ち破ってくれる純朴さで、凄く良い。 しかも文庫版は、下巻にサービス短編が付いていて、イタリアでの捜査の後のリンカーンとアメリアの結婚旅行と、そこにまで勃発する事件、さらには電話での登場だが、すっかりリンカーンの現地相談役みたいになったエルコレ! 全体に殺伐としていない空気も本作の特徴である。音楽好きの犯罪者役もいつもと違って憎みきれないところがあって、現地捜査陣や風光明媚な舞台装置など、本シリーズにはあまり見受けられなかった穏やかさが感じられる。 むしろヨーロッパならではの地勢的な背景を元にした移民受け入れ政策、そこに発する様々な問題など、現実の国際事情や警察組織のアメリカとの差異など、いつもならざる作品の個性が出て興味深く、シリーズ中相当に個性を発揮してくれた作品であるように思う。 いつものスリリングな語り口と異なる部分へのご批判もあろうが、長らく続いているシリーズだけにこの変化球はぼくにはとても有り難かった。またどこかで純朴な南イタリアのエルコレと再会できる日を楽しみにしたい。続きを読む
投稿日:2022.05.28
ひ
上下巻の上を通勤中に読んでいて、家に帰り着く前に読み終わってしまうという悲劇。自分的にはよくあるのだけれど、自分だけ?
投稿日:2022.01.12
take9296
NY(ニューヨーク)の路上で男性が拉致された。ほどなく、監禁された姿が動画サイトにアップされる。被害者の苦痛のうめきをサンプリングした音楽とともに――。アップロードした主は自称「コンポーザー(作曲家)…」。科学捜査の天才リンカーン・ライムはすぐさま監禁場所を割り出す。しかし犯人はイタリアへ逃亡。ライムたちも後を追って、ナポリへ向かう。 シリーズ第13作は、イタリアが舞台。現地警察と協力しての捜査は目新しい。続きを読む
投稿日:2022.01.03
文藝春秋公式
【大西洋を股にかける殺人鬼VSリンカーン・ライム】イタリアとアメリカで発生した拉致監禁事件。殺人の期限までに名探偵ライムは真相を暴き、被害者を救えるか? シリーズ第13弾!
投稿日:2021.11.18
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