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角幡唯介 / 文春文庫 (36件のレビュー)
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がまこ
極夜という日本ではイメージ出来ない旅を、臨場感ある文章で表現され、恐怖や畏怖の有り様もよく感じられた。 パートナーである犬を食さねばならないのか…?の自問自答の下りは、非日常における葛藤として、とても…鮮明に残った。無事で良かった…。 旅以上の冒険というジャンルの書籍が初めてだったので、よい読書体験ができた。続きを読む
投稿日:2024.04.04
たくみ
過剰な表現を使用しながら極夜の印象を与えてくる本だった 俗っぽい話もたくさん組み込まれていて、なんとなく親近感が湧きながら読み進めることができた。 冒険家とか、めっちゃ高尚な感じのことをずっと考えて…いるようだけど、そんなことなくて、とっていく行動は違うけど、結局考えることはおんなじことなんだなって ただ、そんな冒険ができるのはその行動力と準備。何を成し遂げた人も行動力と準備続きを読む
投稿日:2024.03.29
たなか
角幡さんの本、初めて読みました。 文章がすごいうまい、冒険してみたくなりました。 どんなことを思った感じたことを思ったままに書いて、好きでした
投稿日:2024.03.17
しおり
現代に、これだけ素晴らしい日本語を書ける人がいるのかと、衝撃を受けた。 情景描写はリアルで美しく、適度にユーモアがおり混ざる。想像を絶する過酷な旅のストーリーなのに、何度も笑ってしまった。 脱システム…を目的に探検をする、という思想も、最高です。文明社会で何を失ってしまったか、自分でも省みる機会になった。 真似したくはないし、決してできないけれど、でも羨ましすぎる極夜行。続きを読む
投稿日:2024.01.01
ぷりん
このレビューはネタバレを含みます
グリーンランドの極夜を4ヶ月も1人(と犬1匹)で…! 途方もない。 早稲田っぽいなあと思ったら、本当に早稲田卒の方だった笑 普段生活していたら当たり前にある太陽を、4ヶ月ぶりに見る時の気持ち、感じてみたいけれどリスクが大きすぎる、私には。
投稿日:2023.12.21
蝸牛文庫
【いちぶん】 人跡未踏の新しい土地に行って表面的に広く浅く踏査するより、ひとつの土地の中に徹底的に深く潜りこむことではじめて広がってくる世界がある。そこにあるのに見えていなかったものが見えてくる。今回…の旅はそういう旅だった。 (p.377)続きを読む
投稿日:2023.11.17
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