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宿野かほる / 新潮文庫 (125件のレビュー)
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総合評価:
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すー
このレビューはネタバレを含みます
大切に想っていたはるかを亡くしてしまったからということで、はるかをAIとして蘇らせようとする賢人の熱意には、すごさを通り越して狂気を感じてしまいました。生前のはるかのデータをたくさん残していたこともですが、はるかがHAL-CAとして蘇ってからの入れ込み様も正にはるかに取り憑かれている様でした。人間と場面に応じて適切な感情を表す様プログラミングされたAIの違いは何なのだろうか、そのことを考えさせられた小説でした。
投稿日:2024.04.13
奏
ルビンの壺も衝撃を受けましたが、それを超える衝撃。 AIをテーマにした物語は今の時代背景とあってリアルだった。近い未来、この小説のようなことが本当に起きそうだという興奮と、ある種の怖さのようなものを感…じた。 物語に直接関係はないが、その道のプロと遜色ないと思えてしまうほど、宿野先生のAIに対する知見の深さにも圧巻された。 先生の次回作にも期待したい。続きを読む
投稿日:2024.04.01
カーネル
『ルビンの壺』の次作品 サクッと読めるのでオススメ。 ルビンの壺よりテンポよく小気味の良い面白さがあります。 そして断然こちらの方が濃い内容でした。 2017年刊行の小説ですが、7年後の今の方がより…一層身近に感じるかも。 それほど〝AI〟の進化(あえて進化と言わせてもらう)について興味深い内容の話なのです。 その筋に詳しい方はもとより、そうじゃない人も勘が良ければオチは想像ついちゃうけど、それ以上にそこに辿り着くまでが面白い! AIが、というより、やはり人間の愚かさ嫌らしさがどうしようもなく面白いw ったくもう〜! 続きを読む
投稿日:2024.03.15
ころまる
みずみずしい恋愛小説でもあり、愛おしい。おもしろかった。ルビンと同じくらい。種類は違うが。すべてがFになるって小説、全く関係ないが、思い出した。
投稿日:2024.03.09
はっとまん
AIについて勉強になりました! ルビンの壺が割れたが好きだったので 期待値が上がっていたぶん、物足りなかった。 ただ前作に続いての「不気味さ」、「気持ち悪さ」は どこまで行くのだろう。とどんどん読…み進めていく魅力がありました。続きを読む
投稿日:2024.02.23
こじか
AIについてわかりやすく書かれてたので、頭がこんがりながらも理解できた。 同じ記憶を持つ何かであればそれはその人なのか、心があると言えるのか、それは愛なのか、むずかしい問題。
投稿日:2024.02.21
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