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音無白野 / ハヤカワ文庫JA (1件のレビュー)
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robin1101
箱に子猫がいるのを目撃した東江。そこをスルーした時、同級生の佐生とすれ違う。佐生は高校3年生になってから体調不良のため、全然登校していなかった。やがて、佐生が猫と接している時、佐生は倒れてしまった。東…江は佐生と猫を自宅に入れたものの、猫は翌日には死んでいた。佐生が死んだ猫の顔を見た瞬間、周りが崩れていった。 佐生には、ある秘密を抱えていた。 とにかく切なすぎる物語でした。佐生は死顔を見ると、自分以外の人は、記憶の中から、その人の存在を初めから消し去るという能力をもっています。 その佐生と幼馴染の東江が、次々と災難に巻き込まれます。 以前、二人は絵画教室を機に仲良くなったはずが、先生の死去と存在そのものがなくなったことにより、東江はその記憶を無くします。 他にも、事故に遭ったりするなど「切ない」の連続で、胸が痛かったです。 そういった中でお互いが、相手を懸命に良い方向へ頑張っています。 もうすぐ死ぬかもしれない佐生。負傷してしまった東江。お互いに最善の方法を探るために奔走する姿には、涙を誘うものがありました。 ラストを読んだ後、題名に着目すると、グッとくるものがあり、じんわりと余韻を浸れました。 二人の仲睦まじさに青春の爽やかさもありましたが、純愛ラブストーリーの要素もあって、恋って良いなぁと思いました。続きを読む
投稿日:2021.09.23
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