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椎名誠 / 集英社文庫 (9件のレビュー)
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エル
お初の作家さん。旅先での心霊?現象の話や、世界の僻地のホテルや生活の話など興味深く読めた。しかし寒いところは苦労がすごいな。排泄事情がえぐいて。凍傷の危険に、蚊の大群にたかられる危険。2000匹の蚊に…たかられたら発狂しそう。 それにしてもこの著者はお酒をなぜサケと書くんだろう?カタカナだと鮭と見間違えるんだけど…続きを読む
投稿日:2024.06.15
yukimoyoi
表題であるところの旅先のオバケ話は少しだけで、大半は世界各地の宿泊地の経験談でした。椎名さんの旅の話は面白くはあるのですが、このタイトルで手に取る人は積極的にオバケ話を求めている人だと思うので、別タイ…トルの方が良かったんじゃないかなあ。続きを読む
投稿日:2024.04.01
taiaka45
自身の旅にまつわるエッセイ。 最初の2章くらいまでは、旅先での不思議体験が色々と紹介されているけれど、次くらいから普通の(‥‥とは言っても普通じゃないところが椎名さんの旅なのだけれど)旅のエッセイとな…っている。 しかし、オバケ系じゃなくてもすごい旅ばかりなのだ。 普通の人じゃなかなか体験できなさそうな貴重な体験を色々されている。 泊まる場所もホテルばかりではなく、そういった宿泊施設がない場所では、廃墟で泊まれそうなところに案内してもらったり、民泊させてもらったり。 日本の便利な生活に慣れてしまうと、カルチャーショックが大きすぎるだろうが(特に排泄系)、そんな旅の中でも、ステキだな~と思ったのが、モンゴルのパオに泊まって生活していた話。 まさに自然に逆らわず、あるがままの自然と一体になって暮らしている様子が印象に残った。続きを読む
投稿日:2022.05.31
dysm3636
極寒のロシアの心霊ホテル、モンゴルのゲルにやって来た謎の来訪者・・・。地球を股にかけるシーナのオドロキ旅のエッセイ。
投稿日:2021.08.31
hitoyan
筆者の旅に関するエッセイですが、怪しい探検隊等とは肌触りが違うように思います。旅の宿での体験が面白く書いてあります。面白くはありますが、おかしくはありません。これまでの面白おかしくという雰囲気とはいさ…さか違うように思いました。少々報告文に近い印象。 「旅先のオバケ」という書名で、心霊関係の本かと思いましたが、そちらの内容は最初にフムフムとすぐに読み終えます。むしろ「オバケ」は心霊にあらず、人の情念こそが「オバケ」なのだ、ということかなあ。この書名をどう読むかで何かが大きく変わるように思います。 人の情念がオバケなら、情念で動く世界情勢もまたオバケ。 しかし、そんなオバケを目の当たりにしながらも、筆者は十分に楽しんでいる、あるいは楽しく振り返っている様子も伝わってきます。 変化を味わうって大切です。続きを読む
投稿日:2021.08.27
nanadeutschland
旅先のオバケというより、いろんな所を旅した思い出話で、オバケの話は最初に少しあったぐらいだった。 でも、それはそれで面白かった。 普通の旅人はまらないような、凄い所に泊まった体験話。あまり泊まりたくな…い所がほとんどだった(笑)。ただそれが、笑えた。続きを読む
投稿日:2021.08.24
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