【感想】金座~鬼役(二十六)~

坂岡真 / 光文社文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • Reo

    Reo

    痩せ男。 ここまで粘ってこれですか?というより、ある種の教訓ではないかと思いました。

    執念の目標も過信故に最後到達せず。
    過信半分、どこかで気持ちの揺らぎがあったの半分。敵である人物達に触れてみれば、わずかながら信念が揺らいでいったのでは。

    いずれにしても、密命を出す者が物語の軸として弱くなっていて残念。これからどうなるのだろう。
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    投稿日:2023.07.28

  • nonmasashi003

    nonmasashi003

    第二六弾
    前巻の続き、義母は行方不明のまま、「瘦せ男」の正体?
    志乃の息子を思わせ、高貴な方の落しだねを匂わせる不思議な老剣士と金座の主、家族が手を合わせ討ち果たす?

    投稿日:2021.04.01

  • gocci

    gocci

    このレビューはネタバレを含みます

    やっとここにきて痩せ男の正体がやーーーーーっと分かった
    分かったのにかかわらず、あっという間に矢背家のみなさんにやられて
    終了とはこれ如何に…
    今までの長い長い引っ張り具合に比較したらもう雑というかなんというか
    成敗されるまでの余韻も無く。
    まぁこれでよかったのかはよくわからないけども
    志乃さんが戻ってきて良かったし、出生の秘密(まだ全部が全部ではないけど)も
    見えてきた感。

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    投稿日:2019.10.11

  • kimikokumiken

    kimikokumiken

    時代小説で、この作者 坂岡真氏や佐伯泰英氏の描く武士道の作品が好きである。

    そして、花鳥風月だけでなく、着物の色合いも日本古来の色を、、、
    女性時代小説で描く料理と違って、今でも、懐石料理の品に匹敵する物が一杯である。

    今回は、義母の志乃さんが、行方不明のまま、、、、
    そして、昔の志乃さんの子供は・・・・
    痩せ男か???だったら、、、嫌だな~と、思っていたのだが、、、、
    最後の場面で、幸恵の屋根からの鏑矢、卯三郎の上段の刃、そして、痩せ男の最期は、志乃さんの薙刀!!!

    面を外した顔は、温和な若者であったと、、、、書かれている。
    刺客になっていなかったら、、、、どんな人生を歩むことが出来たのだろうか?と、小説なのに思ってしまった。

    志乃さんと蔵人介との三毛猫の話で、、、最後は、ホットするような会話になっていた。
    やはり、蔵人介は、志乃さんに頭が上がらない。
    でも、そこが、良い所であり、年上の者を敬う気持ちが、現れていて、ほっこりと、本を読み終えた。
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    投稿日:2019.08.21

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