【感想】甲子園は通過点です―勝利至上主義と決別した男たち―(新潮新書)

氏原英明 / 新潮新書
(12件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ハナハル

    ハナハル

    あー、なるほどねー、という感じ。
    慶應の優勝で、気になったので。
    あまり関係ない世界の話だけど、
    世間の流れとしては知っておいた方がいい。
    そう思いました。

    投稿日:2023.09.05

  • kissarmy0814

    kissarmy0814

    2023.06.05
    甲子園も日本人の同調圧力の象徴だと思う。
    腕がちぎれるまで投げてその後の野球人生を喪った「生徒」がどれほどいるのか、そしてその人生に対して「高校野球ファン」「甲子園ファン」は何も責任を負わず「感動」コンテンツとして消費するだけ。
    そんな無責任な「周囲」「世間」のために野球をしている「生徒」の多さを考えると、この日本がなぜダメになっていくのかということがわかる。
    スポーツの本ではなく、日本の衰亡論だと感じている。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.05

  • 森 翔大

    森 翔大

    学習指導要領において、教育課程外の「部活動」。その経験者が、日本球界やメジャーリーグで多く活躍していることを見ると、これまでの高校野球の功績は評価されるべきだと感じる。しかし、甚だ以前から厳しすぎる部活動に疑問を抱いていたし、何で坊主なのか、なんで長時間練習を行うのか、理解できなかった。しかし、この本に記されている「厳しい指導を行う印象が強い高校野球に変革が起こっている」ことにとても感銘を受けたし、さらなる飛躍をとげるのを楽しみにしている。続きを読む

    投稿日:2022.06.10

  • 芥川直木

    芥川直木

    高校野球が、高校球児全員に出場機会を与えるため、またそれによるチーム力の向上のため、現行の甲子園大会を象徴としたトーナメント方式から「リーグ戦」に重きを置く制度に変革していくのが望ましいと個人的に思います。

    続きを読む

    投稿日:2022.03.06

  • rxw05023

    rxw05023

    タイトルに引かれて読んだ。確かに通過点だとは思うし、その事例が紹介されている、またサッカーの取り組みも紹介されている。ただ、夏の甲子園で優勝した智瓣和歌山高校が紹介されているのは、違和感を持った。

    投稿日:2022.02.21

  • toro2007

    toro2007

    前作に続けて、高校野球の問題点と変革への動きが色々指摘されています。
    金属バットの弊害、そしてトーナメント戦の弊害が特に興味深く読みました。
    金属バットは、当たりそこねでもヒットになりやすいので投手の負担が大きい事、また打者も上のレベルで苦労しがちになります。
    トーナメント戦は観客にとっては面白いのですが、監督や選手達にとっては害が大きいです。必ず勝たないといけないため、いつも同じメンバーになりがちで故障でも休めない、補欠だとやる気がなくなりがちになります。
    改革への動きとしては、木製バットやリーグ戦の導入が始まっています。

    日本高野連の動きはいつも鈍く、新潟などの地方や、大阪府立などの公立高校から改革が始まっているのが特徴的です。

    また、「野球、スポーツに限らず日本は短期的ビジョンが多い」という指摘も重要だと思います。

    続きを読む

    投稿日:2022.01.03

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