【感想】【電子限定書き下ろし短編付き】騎士と王太子の寵愛オメガ～青い薔薇と運命の子～

このレビューはネタバレを含みます

記憶喪失で子連れの主人公が田舎の陰湿なイジメに合ってて、それを攻めが見つけ出す。攻めは我慢してたけど我慢せずに村ごと燃やせ！！ってなった
騎士と偽ってたけど実は皇帝の攻め、受けが改めて告白してもスルーして終盤まで正体黙ってたの意味わからんかった
読後感がやたら良いのは過去編〜終盤の良さ。過去編の描写が本当に美しくて、この後の悲劇を知った上で読むから余計に…ってなるところがうまかった
記憶喪失の主人公が記憶を取り戻すと、人が変わったように感じて微妙になるパターン多いんだけど、この主人公はほんと終盤にやっと思い出して、そこが自然だった

レビューの続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

記憶を無くし村全体の奴隷の様な扱いをされていたオメガのキラと息子のミールの元へ王国から自分を探しにきた騎士、ジャムシードと共に王国に向け旅立つ

辛い生活の中でも、明るさや素直さを無くさず、ミールに愛情を注いできたキラが素敵です。

母を守ろうとするミールと己を偽りながら守ろうとするジャムシード
二人の過去や現在が上手く交差してとても面白かったです。
読了感も爽やかで、オススメです。
とにもかくにもミールが可愛い！！

兼守美行 先生のイラストが美麗で可愛いのです。

レビューの続きを読む