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持地佑季子 / 集英社文庫 (6件のレビュー)
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総合評価:
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雪だるま❄️
正確に書くと星2.9。 途中までは青春っぽさが入ってきていて良かったのだが、結末が予想できてちょっと残念だった。 予想を裏切ってくるか?と思ったら予想通りだったり。 最後の一大事なシーンはもう少し描写…が多いと良かった。理解するのに時間がかかった。続きを読む
投稿日:2023.06.05
harino
おもしろかった。自分にしては珍しく先を予想しながら読んだけど、全然かすりもしなかった。ただ、156ページで高校生の和泉がスワイプしてるのだけ気になってる。ガラケーでもスワイプできる機種ってあったのかな…。続きを読む
投稿日:2022.12.31
東雲日奈
このレビューはネタバレを含みます
物語の後半でタイムリープしているのが1人ではなく2人いたことがわかった時は、柊(2人目のタイムリープ)の不可解な言動に合点がいきハッとさせられた 2人が互いに互いを助けようとして模索するが結果として本編ではバッドエンドを迎えてしまう エピローグで無理矢理ハッピー(とまではいかない?)エンドにしていたが、 そのまま終わりにしても後半のスピーディーな畳み掛けで面白い小説であると思う 評価としてはあまり高いものとはしなかったが、一度読むにはおすすめしたい小説である!
投稿日:2022.06.21
ふぅもぉ
解説されている通り、タイムリープものに位置するが、ユニークなのが、リープの主体が二人いて、お互いの活動が交差していくこと。終盤に分かるのだけれど、改めて読み返すともう一人の主体の行動の意味が分かっていくのだと思う。最後に丁寧に振り返ってくれているけれど。 もう一つは、未来と過去の時間の進み方が歪な点。この辺りは全く説明が無くて、最後まで不明のままである。そもそも物語に合理性を求める方が理不尽な気もするけれど、大味すぎる気もする。大味という点では、5人の仲間うちでの片想い(両想い)が当たり前の設定も同様で、とても閉鎖的な関係性の設定に読後、息苦しさを覚える。 7月7日って日本では真っ先に七夕を思い浮かべてしまって、敢えて命日(書名)に設定した不可避性みたいなものを、どうしても追ってしまうのだけど。
投稿日:2021.10.03
かわ
やっぱり脚本家ということもあり映像化したほうが理解しやすくていいのではと思うような複雑な話。多分。 消化不良を起こしかけてる自分用の考察メモ⇩ p278のL5から14章終わりの部分は、柊を救おうとした和泉が事故に遭っていなければ実現されることになっていたオヤジの未来の描写とも取れるが、14章最後の”俺はとうとう柊と再開することができたんだ“はエピローグの”目を覚ました“を暗示しているようである。 つまりストーリーの主軸では、2009年7月7日に柊を助けようとする和泉が結局事故にあってしまい植物状態となってしまう(柊を助けようとした結果柊でない誰かが犠牲になるかもしれないと危惧されていたが、代わりに犠牲となったのが和泉であったのである)が、その後医師となった柊は2021年7月7日以降毎日昔の自分に連絡をとって、そして2021年の柊は何度も2021年7月7日を繰り返した末に和泉は目を覚ます。 このことから本書では語られていないまた別の世界では柊が和泉を助けることに成功したと考えられる。 また大部分で語られていた”現在の和泉“の話は”過去の和泉“が柊を救う動機に関係したストーリーを構成しており、15章の柊の話はこのストーリーと同じ世界線で語られている。
投稿日:2021.08.11
nobumtd
ペトリコール、そんな名前があったのは知らなかった。 いわゆるタイムリープなお話。 この手の話では仕方ないのかもだけど、エンディングに向けては、急ぎ過ぎ感が。主人公2人、別の章で書いて欲しかった。 念のため、ネタバレにしておく。
投稿日:2021.07.08
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