【感想】ケア宣言 相互依存の政治へ

ケア・コレクティブ, 岡野八代, 冨岡薫, 武田宏子 / ボイジャー
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • nobuimamura

    nobuimamura

    ギリガンの「ケアの倫理」と、その後の論争や発展については巻末の訳者解説がわかりやすい。「発達心理学」的学説として出発したものが、フェミニズムと結びつき、そしてロールズの正義論に対して、排除されてきた脆弱な人たちへと関心ウィ炉が手のがキティで、そこから政治的なものへと発展させたのがトロントという大雑把な理解。「ケアの理論は新しい社会構想を示すとと同時に、私たち一人ひろの行き方を問い直す倫理でもあり続ける」ものであり、小さな実践を積み重ねていくことが必要なのだろう。その意味では労働者協同組合や医療生協の実践などは大事だし、自治体レベルでは杉並区の取り組みは今後、注目すべきことだろう。続きを読む

    投稿日:2023.01.09

  • 門哉彗遥

    門哉彗遥

    いまの新自由主義はケアされるべき人たちがいかに排除され搾取され続けてきたことか。ケアに満ちた世界にするためにはどうしたら良いかを提起しているのがこの著書。

    投稿日:2022.09.23

  • 小豆雲

    小豆雲

    自己責任とは真逆の思想信条。緩やかにお互い協力しながら。私有より共有、正義より関係、脱パターナリズム、などなど、いろいろ考える。

    投稿日:2021.11.04

  • yonosuke2021

    yonosuke2021

    なんかギリガンはもとより、ノディングスみたいな保守的なタイプとはぜんぜん違うタイプの人々。新手の共産主義やアナーキズプっぽい感じだけど具体的にどういうことをしたいのかはよくわからんところがある。まあ「宣言」だから。続きを読む

    投稿日:2021.10.27

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