【感想】鳥居の向こうは、知らない世界でした。5 私たちの、はてしない物語

友麻碧 / 幻冬舎文庫
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
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ブクログレビュー

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  • fattycatlover

    fattycatlover

    このレビューはネタバレを含みます

    「鳥居の向こう」シリーズの第五弾。

    いよいよ結婚式に向けてばたばたするのかな、
    と勝手に期待していたら、後日談だった。

    妃となり、娘が産まれ、しかもその娘を嫁がせる。
    お伽話は結婚してめでたしめでたしで終わるものだから、
    その後が知れて良かったと言えば、良かったけど。

    千歳もその母もピアノを弾き、
    この物語にとってもかなり重要だったにもかかわらず、
    娘は苦手になってしまった、というあたり、
    なかなか現実的。

    この作品で完結だそうで、少しさびしい。

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    投稿日:2022.04.26

  • 美和

    美和

    このシリーズは、久々に物語に没頭できた小説。たくさん不遇な経験をしてきた千歳が幸せに暮らせていて良かった。

    投稿日:2022.04.04

  • 襟子

    襟子

    このレビューはネタバレを含みます

    最終巻はヒロインと正反対の性格の娘との話。子供の頃不遇だった千歳とは、真逆の人生になってしまったなあ…。ほのぼのしたシリーズだと思っていたので最終巻でいきなりこんなシビアな展開が来るとは思ってませんでした。

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    投稿日:2022.03.10

  • 蒼

    このレビューはネタバレを含みます

     千歳と透李の娘・玉蘭は好奇心旺盛でお転婆盛り。物語を読んでは千歳の故郷である地球へ想いを馳せていた。
     従兄弟の青龍とは同じ年の剣のライバルで、何かと玉蘭は挑んでいたが、けんもほろろに打ち返される日々。だが、15歳になった時、玉蘭の運命は大きく変わり…

     穏やかな性格の千歳とは真逆の玉蘭。天真爛漫で、誰からも可愛がられていて微笑ましかったですが、従兄弟の青龍が王族としての婚姻を結ぶと解って失恋。きっと、この二人は初恋同士だったんでしょうけど、王族に産まれたからには避けて通れない道なのがもどかしかったです。

     千歳も人の親となり、母の気持ちを感じているのがとても変わりましたね。透李とも穏やかな夫婦愛だったからこそ、玉蘭があそこまで真っ直ぐに育ったんだろうなぁ。

     嫁ぎ先は一夫多妻な所でハラハラしましたが、持ち前のガッツで可愛がられているようなので、きっと玉蘭らしく過ごしていくんだと思います。

     もう少し玉蘭の話も読みたいですが、千歳の物語はこれでおしまいなので、これはこれで良い幕引きでした。

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    投稿日:2022.03.04

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「玉蘭という娘」
    名付け親に選ばれた。
    一生変わる事のない大切な事を任されると、どれだけ考えても本当にいいのか不安になりそうだな。

    「千国の十二年」
    苦手になった理由は。
    周りが勝手に盛り上がれば盛り上がるほど、プレッシャーもかかるだろうし嫌になってしまいそうだな。

    「幼馴染と小さな冒険」
    盗人を探す為に街へ。
    いくら服装を変えたとしても、身につけてる物全てを変えてなければ格好の獲物になってしまいそうだな。

    「ピアノとチョコレート」
    元気に配り回る物は。
    自分の立場を考えれば少し考えて行動すべきかもしれないが、普段からお転婆な子が一人いてもいいのかもな。

    「似た者親子」
    気づいた時には遅い。
    自分の想いに鈍感だと、周りから見て分かりやすい感情にすら中々気付くことが出来ないのかもな。

    「私たちの、はてしない物語」
    決められた嫁ぎ先は。
    見知らぬ土地で過ごす事だけでも辛い事や苦しい事も多いだろうが、自身の言動次第では幸せな生活になるのかもな。
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    投稿日:2022.02.08

  • みみもん

    みみもん

    このレビューはネタバレを含みます

    爽やかな読後感で完結したなと思います。
    主人公はもはや千歳ではなく、透李君にいたってはほとんど出てこない完全なるモブ。シリーズの最終巻というよりは短編を集めた外伝という色調。
    シリーズファンとしてはようやく千歳と透李のラブラブが見られることをウキウキ開いたはずの第5巻の冒頭で、え?子供産まれてるし、てかもう12歳になったし?!の肩透かし感に目が回ります。
    でも全て読むとこれが最後で良かったなと、良い意味で覆りました。

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    投稿日:2022.01.19

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