【感想】スムーズに着任できる!教師のための「異動」の技術

俵原正仁 / 学陽書房
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • smyle(スまイル)

    smyle(スまイル)

    地域差があるかなーと思える部分や
    少し感覚的に古さを感じる部分もあるが、
    異動前後の見通しをもつ上で
    異動初心者には良いと思います。

    投稿日:2024.03.03

  • coffook

    coffook

    立つ鳥跡を濁さず。
    別れの言葉は「今までありがとうございました」と「これからも、お互い頑張りましょう。」
    「前任校では〜」という枕言葉を禁ずる。
    中立。無敵になる。八方美人にならない。自分が正しいと思うことを言う。続きを読む

    投稿日:2022.02.26

  • だーすー

    だーすー

    このレビューはネタバレを含みます

    目標 異動の際に意識しておくべきことを知る。
    前任校と赴任校で何をしておくべきなのかを知る。

    1章 異動が決まったら?
    異動とはレベルアップの機会である。
    異動によってHPが回復し、やる気がみなぎる。
    しかも経験値は蓄積された状態だ。
    まずは断捨離を行う。職員会議などのファイルは捨てる。異動先で必要になれば資料を送ってもらえるからだ。校務分掌のファイルは引き継ぎ用に整理する。紙ベースで時系列順にすべて分類されているか。年間の流れなどもあると良い。
    何よりも優先することは子どもに関する引き継ぎをしっかり行うことである。
    離任式のあいさつは短ければ短いほど良い。
    大人相手の送別会では、感謝とお互いの幸福を伝える。具体的なエピソードも交える。ネガティブなことを言わない。また会う機会を取り付ける。

    2章 新しい学校で最初にやるべきこと
    大事なのは笑顔と気持ちのいいあいさつである。
    謙虚さも大事である。
    自己紹介はオーソドックスに。おもしろさは徐々に出していこう。
    持ち物を断捨離し、職員室の机の上をスッキリさせる。
    書類は月ごとにファイリングしよう。
    引き継ぎファイルに目を遠そう。
    いつ、何が提案されているかを確認し、いつから準備し始めるかを予定に記入する。
    学校の教育目標を覚える。それによって学級目標や授業目標を設定する。
    前年度の学校評価に目を通すことで、学校が大切にしていることが分かる。
    教育目標、校務分掌表、先生名簿、日直の順番など、よく使うものはすぐ取り出せるようにしておく。
    校歌を覚える。
    学校ルールブックを熟読する。なければ作成をお願いする。
    前任校で使っていた教材があるか確認する。
    校内をブラブラし、学校の雰囲気を味わいながら話のネタがないか探す。
    学校外を探検する。

    3章 校区が違えば子どもも違う
    得意なことをストレートにアピールする。
    おもしろい先生になる必要はない。
    楽しげな先生を目指す。
    初日に時間をかけるべきは所信表明。
    学校を褒める。
    子供たちに頼る。
    いっしょの場にいることが大切。
    丁寧な言葉遣いを心がける。
    授業の大切さを認識し、一発目はとっておきの授業を披露する。

    4章 校区が違えば保護者も違う
    保護者の関心事は自分の子どもが楽しく学校生活を送れるかどうかである。
    自分が圧が強いタイプの教師なのか圧が弱いタイプの教師のなのか認識する。前者は笑顔を心がけ、後者は声の大きさを意識する。
    保護者に対応するときは笑顔を意識する。

    5章 異動でレベルアップするために
    前任校と比較したフィルターで物事見ない。
    学校のやり方にはそれに至った経緯があるものだ。
    違和感を持ったら聞くことだ。
    1年目はその学校のやり方にどっぷり浸るべきだ。
    2年目からは遠慮せずに意見を言おう。
    授業はとりあえず前任校にやり方でやってみる。
    うまくいかなければマッチするように調整する。
    研究授業を引き受けることなどで、学校の研究に参加する。
    いろいな校務分掌の仕事を知ることも能力アップには欠かせない。
    凄い先生を見つける。
    とくに分野別に凄い先生を見つけ自分に+‪αする。
    新たな出会いを自分の糧とする。

    6章 無敵になるために
    敵がいない状態を目指す。
    敵を作らないためには八方美人にならないことだ。
    自分を偽っていないか?悪口を言ってないか?イラッとした感情をぶつけていないか?など、自分を客観視する癖をつける。
    また、味方を作ろうと意識しないことも大切だ。
    味方を作ることは自分を偽る可能性がある。味方とは作るものではなく現れるものである。
    相手が誰であれ対等で丁寧な言葉遣いを心がけ、ニュートラルな存在を目指そう。
    戦うときは自分が譲れない事象のときだけだ。
    たいていそこまで拘る必要のある案件などないのだ。

    あとがき
    自ら環境を変える努力をすることが必要だ。
    本を読み、人に会い、旅をするのだ。

    帯コメント
    1年目は学校の雰囲気にどっぷり浸り、良い所や悪い所を見つけながら、自己成長の年にする。

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    投稿日:2021.06.07

  • 55omiomi

    55omiomi

    このレビューはネタバレを含みます

    「異動」ということはどう考えてもレベルアップしてしまうものなんて、新しい価値観だなと面白かった。大事なことはどんな場所に行っても、自分の強みを育てること、強みを生かせることが大事だと思う。
    ブレない軸:子どもも私も笑顔でいることができる学級

    ○前任校ですること
    ・校務分掌の一覧表作成
    ・整理整頓→教室、職員室
    ・離任式での挨拶は簡単に

    ○新しい場所で行うこと
    ・校歌をすでに覚える
    ・周辺を散策して、教材化できないか
    ・学校ルールブックの作成(文科省が推奨している)

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    投稿日:2021.02.20

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