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佐藤優 / 集英社インターナショナル (29件のレビュー)
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ロンロン
教養の塊のような著者による読書ガイド。 第一次大戦から始まった20世紀の課題は今も解決されていない、という意見は同感。資本主義の歪みを如何に緩和して帝国主義化を防ぐか、だと思う。 また、今の本から10…0年後も残る本を探し当てるのは難しい、読まれ続ける古典には普遍的な論理が宿っている、は納得。その理解の為にも、中高の教科書レベルの内容を押さえよう…続きを読む
投稿日:2022.05.15
Showji_S
実に耳の痛くなる話。『読書の技法』に続いて読んだ、著書2冊目の読書論。教養といえども、中高レヴェルの基礎を疎かにしてはいけないこと。それを、「受験勉強批判」と称して捨て去るのは、甚だ危険であると感じた…。もう一度出直そう。続きを読む
投稿日:2021.07.08
ドラレプ
2章の読書周りの話は、前に読んだ著者の別の本と内容が被ってるので感想は割愛する。 (教養共同体というキーワードは心に残った) この本の出版からさらに5年経っているが、今も「短い20世紀」の延長にある…と感じる内容だった。 世界はどんどん右傾化し、中国はさらに帝国主義を強め、空洞化した庶民はオンラインサロンという中間共同体に依存している。 一方で会社のような組織レベルでは、資本主義社会の問題に対する解を見出しつつあるように思う。 ティール組織は労働者を交換可能な合理的存在として見ずに、非合理な存在として見ているともいえる。 あらゆる分野が多面的に絡み合っているため、今後も雑食的に読書をしていきたい。続きを読む
投稿日:2021.03.06
maple
著者らしい読書の考え方と選書の数々。 最初の歴史問題から入っている時点で若干めげるけど後半は興味深い内容。 ネットでの情報ソースが一般人とは少し違う。
投稿日:2019.06.12
ykikuchi
"今の時代、世界を俯瞰して眺め、各国の動向を理解し、様々な文化を受容しつつ、育った国の歴史、背景を理解し語れる教養人になるための読書活用法。 電子書籍で購入する本は、すでに蔵書となっている本で、頻繁に…読み返したいような2冊目の本にしなさいとのアドバイスはなるほどと思った。 岩波の世界歴史 松岡正剛さんの千夜千冊 は手元にあるが、引っ越しした時の段ボールの中。 早く広げたいが、そのスペースを作れずに今日に至る。"続きを読む
投稿日:2018.11.04
PEN_F
現在の世界情勢を広い視点で見直すのに、本書の第一部は的確な視座を与えてくれる。他の部分も深い教養を養うのに不可欠な知識である。
投稿日:2018.09.02
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