【感想】太陽の門

赤神諒 / 日本経済新聞出版
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Miiza

    Miiza

    スペイン戦争の時代の話がメイン。アメリカ人義勇兵のリックが魅力的すぎる。
    老若男女、いろいろな人物が彼の考え方や生き様、戦術の手腕に惚れるのだけど、戦争によってその関係が続かないものもあり、突然別れが訪れたりもする。その別れの描写が様々で読めば必ず泣くとわかっているのに定期的に読みたくなる。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.09

  • taroi

    taroi

    カサブランカの前日譚としてのスペイン内戦を描いた日経新聞の連載小説の加筆修正版。元が新聞小説なだけあって文体は読みやすい。キザだけで形作られた登場人物たちが小気味良く話を進めてくれる。エンタメ小説とはいえ、歴史的事実に基づいており、このご時世、歴史は繰り返しがちであることや、歴史から学ぶことの重要性を感じさせる。続きを読む

    投稿日:2022.10.09

  • 前太ハハ

    前太ハハ

    日経新聞の新聞小説です。
    第二次世界大戦前夜、スペイン内戦(1936~39年)が舞台の物語。。

    歴史の流れもよく知らなかったし、映画「カサブランカ」の前日譚との設定だそうだけど、そのカサブランカも観たことがなかったので、著者の意図する読み方は出来なかったけれど、悲惨で不毛な戦争の悲劇はしっかり受け止めました。

    主人公が一見不愛想な皮肉屋でありながら弱い者の味方でとても優しく、更に時代がかった気障なお方でモテモテなのですが、ステレオタイプかもしれないけどやっぱりそういう彼はかっこよかったです。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.30

  • wisteria0609

    wisteria0609

    赤神さんの新聞連載小説。規定の文字数の中で、前回からを繋ぎ、盛り上げ、次を読みたいと思わせながら終わる。お上手でした!

    投稿日:2021.09.23

  • watahiro0

    watahiro0

    スペイン内戦。どんな戦争でも醜悪。しかし、そこに咲いた恋の花は美しい。日経連載中も読んだが、こうして単行本で読むと、そのテンポのよさを堪能した。
    古い映画『カサブランカ』へのオマージュとして、編まれたエンタメ小説という。作者名はもちろんペンネーム。本名では、上智大学の環境法の先生。弁護士資格も持つ法律家である。本作の中に法律家としての素養は伺えないが、氏の法律談義も聞いてみたいと思う。続きを読む

    投稿日:2021.07.07

  • 登歩人(のぶひと)

    登歩人(のぶひと)

    日本経済新聞連載時に毎日楽しみに読んだ小説。
    有名な映画『カサブランカ』の話とは知らず読んでいました

    投稿日:2021.06.27

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