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中山七里 / 祥伝社 (81件のレビュー)
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総合評価:
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ao-neko
光崎教授のテレビ番組出演したあと、放送局のホームページに犯行予告とも思える書き込みがあった。自然死に見せかけた殺人を行うというその文言のせいで、普段なら単なる病死や事故死とされるような異状死体を調べな…ければならない羽目に陥った古手川と真琴。一方で、光崎には犯人の心当たりがあるのではないかという疑惑も。相変わらず目の離せないシリーズです。 今までこのシリーズを読んだ人ならみんな思うでしょう。光崎教授の言うことは圧倒的に正しいですが、彼をテレビに出してはダメだと(笑)。そりゃあこうなるわ。しかしこの犯行予告にはぞっとさせられます。そして解剖率が低い日本の現状もまた、このシリーズを読んでいれば恐ろしく思えますね。 死者の声を唯一聴くことができる法医学者だからこそ、彼らが死者に敬意を持っていることは疑うまでもないのですが。やっぱり「死体を切り刻む」と思えば抵抗があるのかなあ。その心情は分からなくもないけれど。このように見過ごされている死が多いであろうことは、問題ですね。しかし最終話の犯人、本当にいくら事情があっても許せない……。続きを読む
投稿日:2024.03.22
maomao
「誓い」「憂鬱」「試練」に続いてのシリーズ第4弾! 最終話、何とも言えない後味の悪さでした。 あの光崎教授の過去に迫る作品ということで、これまでとは違った意味でのドキドキ。 法医学ミステリー。五つの…遺体が語った内容には、毎回驚かされました。 解剖しないと解明できない死因。世の中にはどれだけ真実が闇に葬られた「死」があるのか、想像するとゾッとする。 解剖に関して、遺族感情としては頭での理解と感情は全く別もの。 死因究明とは言っても、正直小さな子どもが解剖されることには私も自分の身にに置き換えると抵抗を感じるだろうなぁ。 それにしても、身勝手な理由で他人の命を奪う輩の多いことよ…。 シリーズを読めば読むほど解剖について詳しくなっていくような気がするし、安定のおもしろさ。 法医学教室の真琴の成長っぷり(光崎化?)もすごい。 社会問題に絡めてのミステリーなので、感情だけじゃなく頭も使ってる感じがします。 『人は失敗の数だけ学ぶ。失敗の多さに恥じるべきではなく、奮起するべきだ』続きを読む
投稿日:2023.12.25
さくら
連作短編になっていてそれぞれ事件が起きる。 面白いけど、がつんとくる感じはないかな。 古手川と真琴は付き合うのか相変わらず気になるー。
投稿日:2023.12.06
mizuki
このレビューはネタバレを含みます
前作「ヒポクラテスの試練」の後に読んだからちょっとパンチが弱く感じてしまったかも。 でも、面白い。前作の方が面白かったというだけ。 ひとつひとつの話がほぼ独立しているから 長編が苦手な人には前作より読みやすいかも。 不慮の事故で亡くなってしまった人たちもいたけれど 基本的には人間の私利私欲のために 罪なき人たちが亡くなってしまって。 なんだか切ないシリーズだったかなという感想。
投稿日:2023.12.03
ハルめめ
シリーズ第4弾。連作短編でそれぞれに面白いが、少し無理筋で浅い作品もあったかな。光崎教授が産科医の吉住先生へ言った言葉と、最後に犯人へ放った言葉がとても印象的。
投稿日:2023.11.16
まきまきカタツムリ
光崎教授を脅すかのような声明文が。蓋を開けたら、数十年前の事件に根ざされていた。 自然死に見えて、解剖すると他殺なのがわかる。今の日本はどれだけ自然死に見える他殺があるのだろうか…そう考えると怖くなる
投稿日:2023.09.01
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