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名和高司 / 東洋経済新報社 (15件のレビュー)
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chioriisme
①日本の経済界が海外輸入のバズワード/概念で踊らされていることを批判する割に、海外アカデミアの概念を紹介するに止まる ②日本を再評価をする姿勢は良いが、論理が甘い(ただの主張に止まってしまっている)
投稿日:2024.01.28
p-leid
流し読み。500頁だが読み易いのでボリュームは感じない。前半は経営学や思想史と、パーパス=志を落とし込んで活躍している企業紹介。挙げられる参考文献が充実。 後半は日本の強みである現場のオペレーション力…を仕組み化することで、可視化されていない資産である現場の力を活かす。そのための変革構想を実現していくためのHOWなど。 日本は経営力はないけど現場の力があるので、をうまく掬い取って仕組み化して経営に活かすようにしよう。あと夢を組織全体で共有できれば、自然と良い方向に向かうよね、という。(で、その辺を経営層は真面目に考えろであって、そのままただ下に落とすな) 色んな単語や何個のSとか鉤括弧の用語とか多い。続きを読む
投稿日:2024.01.15
エル
2023年58冊目。満足度★★★★☆ 著者は東大法学部卒、三菱商事に入社後、ハーバードMBAを取得、あの大前研一氏がまだ在籍していた頃含めてマッキンゼーで約20年間コンサル業務に従事した経歴を持つ … 出版時の肩書きは一橋大学ビジネススクール客員教授 本書はコロナ禍、半年間のリモートワークの生活の中で、古今東西の名著も参照しながら書き上げたもの 一言で言えば、依然としてパッとしない日本企業が本来の力を取り戻して、もっと世界で活躍するための課題提起をした大著(約500ページ) 一部箇所では正直表現がやや冗長な部分もあるが、現在も含めて日本の100社を超える先にコンサル活動をしてきた経験も踏まえて、机上の空論ではない経営書となっており、参考になる箇所は多くあった続きを読む
投稿日:2023.09.15
しゃおいえ
動的平衡を貫き通すという一途さ。 著者の言う世界観に著しく共感。 まさに『習破離』を実践しなくては。
投稿日:2023.07.25
pnictide
パーパス経営によって志本主義の実現を提唱しようとしていると捉えた。「志」は行動の原動力となるため重要というのは痛感している。ただ、経営本の読み方が下手なのはありそうだが、パーパス経営を伝えるために本当…に500ページも必要なのか、名和氏の言いたいことを全部詰め込んでしまっていて、論点がぼけてしまっているような気がした。実際、意図的か不明だが、ほぼ同一の表現の文章が2,3回、ページを跨いで登場してきたりして、冗長に感じる。様々な書籍の引用や事例紹介をしながら、著者の論理の補強をしており、日本語文章の書き方の上手さもあると思うが納得性は高い。ただ、両利きの経営について、要は~みたいな説明をするところで、結果的に、生半可な理解では両利きの経営は立ち行かないみたいなことが書かれていて、結局何が言いたいのか分からなかった。続きを読む
投稿日:2023.04.28
ともあつ
哲学的な内容もあり、少し難しいが、全体としてはなるほどと思えることが多く、なかなか読みごたえがあった。 筆者の舌鋒が鋭く、ズバズバと切り込んでくる感じが小気味良かった。
投稿日:2023.03.21
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