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岡本さとる / 幻冬舎時代小説文庫 (5件のレビュー)
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Bookrium
本気で血生臭い復讐が終わり、シーズン2は市井の人情部分だけを残した非常に温かい作品になっている。 途中から読み始めた人には若干物足りないかも知れませんが、隠居生活ような穏やかさが心地良いです。
投稿日:2023.03.25
あやごぜ
居酒屋お夏・セカンドシリーズ“春夏秋冬” 第二弾。 居心地の良さと旨い飯が魅力の、お夏の居酒屋を巡る四話が収録されています。 前シリーズでは、お夏の母親の敵討ちという、通しテーマがあったのですが、セ…カンドシリーズでは特にそれはなく、それぞれ一話完結の人情噺となっております。 各話悲喜こもごもの味のある内容ですが、個人的には第二話「雑煮」が良かったです。筆師の父子の不器用ながらもお互いを思いやる姿と、息子の成長を実感する父の想いが心に染みました。ラストのサプライズも予測はできましたが、何とも粋な計らいで、気持ちの良い話でした。 一見、お客と距離を置いているようですが、裏で色々気にかけてくれる、お夏と清さんが素敵なこのシリーズ。今後も楽しみです。続きを読む
投稿日:2022.01.15
hanaasagi
作品紹介・あらすじ お夏の居酒屋で行き交うのは、人情、毒舌、旨い飯。絶妙な居心地の良さの虜になった男女が集い、悲喜こもごもの事件が起きる――。 ある日お夏は、目黒の豪傑として知られる初老の剣客の言動に…胸騒ぎを覚える。弟子の活躍も相まって声望を高めていた男に一体何が? 意外な理由に一同騒然! お夏の人情裁きに酔いしれる人気シリーズ新章第二弾。 令和3年10月4日~8日続きを読む
投稿日:2021.10.08
hito-koto
このレビューはネタバレを含みます
岡本さとる「雪見酒」、居酒屋お夏春夏秋冬シリーズ№2、2021.4発行。愚鈍だが母親思いの浅太郎、筆師の父子、夜鷹と掃除坊や、剣術の達人の師弟、4話とも味わい深い物語。お夏と清次の名コンビがビシッと話を締めます。ただ、タイトルの雪見酒(第4話)だけは、テンポも悪くイマイチの感がしました。
投稿日:2021.06.19
tvxqhitomi
202104/新章になっての第2弾。前章の主軸のような戦いはなくても、面白く読ませる発刊が楽しみなシリーズ。
投稿日:2021.06.08
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