【感想】極アウトプット ~「伝える力」で人生が決まる~(小学館YouthBooks)

樺沢紫苑 / 小学館YouthBooks
(36件のレビュー)

総合評価:

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13
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ブクログレビュー

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  • 1984986番目の読書家

    1984986番目の読書家

    中高生を対象としたアウトプットの本。話す、書く、行動するについて、書いてある。特に話す、書くことは参考になった。自己紹介のやり方、読書感想文の書き方は明日からでも使える。

    投稿日:2024.02.23

  • 城田逸

    城田逸

    『極(エッセンシャル)アウトプット 「伝える力」で人生が決まる』
    著者 樺沢紫苑
    小学館YouthBooks 2021年

    この本はアウトプットに関する本です。世間ではインプットばかりしている人が多いが、著者自身のアウトプット型の学習の方がインプット型より成長を実感できるという観念のもと、いろんなアウトプットの仕方が書かれた本です。

    そもそも、アウトプットとはこの本によると、「話す」「書く」「行動する」という三本柱で形成されています。
    この本の最初の方で、アウトプットの基本法則と題して、アウトプットに関しての特徴が書いてあります
    基本法則1運動性記憶は忘れにくい アウトプットは基本運動を伴い、そうであれば忘れにくいということ
    基本法則2繰り返し使う記憶は長期記憶される
    基本法則3インプットとアウトプットの理想は3:7
    基本法則4フィードバックで自己成長が加速 アウトプットによって得られた結果を評価し、修正することでより良い方向に進める
    いろんなアウトプットの方法が書かれているが、個人的にためになったのは

     不安になったらその興奮した扁桃体に言語情報を与えることで鎮静化を図るつまり「大丈夫」などのポジティブな言葉を声を出すことで気分が改善されていく
     ありがとうという言葉を発することで、その人の脳内にドーパミンやセロトニン、オキシトシン、エンドルフィンと言った幸福物質が出ることそしてこれらのことは言われた側にも効果が出ること
     最新の記憶の研究によると、記憶は「理解」「整理」「記憶」「反復」と言った順番に進んでいくこと。そしてこの中で重要なのが整理の過程であり、そのためまとめノートを作ることは勉強の面で効果的であること

    個人的に面白いと思った箇所を引用します

    皆さんがコミュニケーションに苦手意識を持つのは当然だからです。
    私はセミナーや講演の際によく「人前で話すのが苦手な人はいますか?」と聞いて、見るのですが、手を挙げる人がほとんどです。8割から9割は手をあげます。
    反対に、「人前で話すのが得意な人は?」と聞いて、手を挙げる人はほとんどいません。いてもせいぜい1割です。つまり、大人でも8割以上の人がコミュニケーションに苦手意識を持っているのです。

    そもそもそういう話すのが苦手な人がセミナーや講演会に行くのでは?と思わないでもないが、それでも、人前で話すのが得意な人なんてそうそういないと言う目安にはなると思います。恐れず、焦らず。
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    投稿日:2024.02.05

  • hiron

    hiron

    息子にと手に取ったが、読み出したら一気に読んでしまった。
    大人でもすぐに実践に移せる大切なことが散りばめられている。

    投稿日:2023.11.05

  • aurinko saari

    aurinko saari

    アウトプット大全を読む前に、守破離の守レベルに自分が立っていると思ったので、まずは、中高生向けに書かれたこの本を読んでみることにしました。

    私は、小学生の頃から作文や詩を書くのが好きな子供でした。自分の想いを込めて言葉を選び、文章にまとめる。
    文章が特別上手かったわけではないのですが、書いてる間に自分の考えが整理され、自分の想いが文章にピタッとはまるような感覚が好きだったのです。

    この本には、小学生の頃の私が感じていたアウトプットの面白さやメリットについて、分かりやすく解説されていました。『やっぱりそうだったんだ!』と改めて納得した点と『こんな効果もあるんだ!』と新しい発見があった点について以下にまとめておきます。


    【やっぱりそうだったんだ!と思った点。】
     (引用)32ページ
    『アウトプットというのは、「自己表現」につながりますから、基本的には楽しい行為なのです。』

     そう!アウトプットはむちゃくちゃ楽しいんです。自分の想いを表現するという行為は、自分自身がやらなきゃ他の誰にも出来ないんですよね。どんなに小さな気付きであっても、それを表に出すことで、立派なアウトプット、自己表現になるんだと励まされた気持ちになりました。
     ちなみに30年ほど前、私の父にはある口癖があったのですが、子供の頃の私にはどうしても納得が出来ませんでした。その言葉は、『あんな作品(言葉、アイディア)、誰にだって出来る。』です。
     今の私なら、父にこう伝えると思います。 
     『想いやアイディアを持っていたとしても、それをアウトプットして具現化しなければ、何も生み出さなかったことと同じ。誰にだって出来ることかもしれないけれど、お父さんはアウトプットしていないんだから、出来なかったんじゃない?』
     亡くなった父の怒り顔が、私の目に浮かびます。。
     話が横道に逸れましたが、人生はアウトプットしたもの勝ちです。ささやかでも、自分の想いやアイディアを形にした方が楽しい。自分の想いが人に伝わると、仲間が増えて、出来ることが何倍にも大きくなり、自分の見える世界が広がるんだと改めて気づかされました。

    【こんな効果もあるんだ!と気づいた点。】
     (引用)159ページ
     『文章にすることで「事実」と「感情」が切り離されます。さらに少し時間を置くことによって、「感情」がより薄まります。また、人ごとのように見ることで、客観的に読めるようになります。これが、アウトプットによる「客観視」の効果です。』

     元々私は、感情的になりやすく、自分の失敗を大きなミスとして捉え、落ち込みまくるタイプでした。しかも、ミスを人に愚痴って記憶にしっかりと負の感情を焼き付けて、自分を苦しめるので、自己肯定感がダダ下がり。悪循環でした。
     この本で、アウトプットによる客観視の方法を教えていただけたのは私にとって救いでした。実際にやってみて、まるで他人事のように自分のミスを見つめ直したら、「次回は忘れないようにしよう。」などの対策を冷静に考えることが出来ました。また、不必要に自分で自分を責めることが無くなり、今の自分で合格だと思えるようになりました。
     これからも、日々の生活で失敗したら、アウトプットして感情と事実を切り分けて物事を捉え直し、冷静にリカバーする方法を考えて実行しようと思います。


    小さなアウトプットをコツコツと継続することで、毎日を明るく楽しく過ごしたいと思います!
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    投稿日:2023.09.27

  • ちみる

    ちみる

    今すぐに行動したくなる
    希望溢れる内容が充実しています
    すごくためになり
    何度も読み返したくなる良書

    投稿日:2023.06.15

  • あめ

    あめ

    このレビューはネタバレを含みます

    『アウトプット大全』のエッセンスを子供にも分かりやすくまとめた書籍。

    コミュニケーション下手を克服するポイント
    ・最初はみんなコミュニケーション下手であり、こなした数で差が出る。
    ・コミュニケーション力を身につけるには、積極的にコミュニケーションをとるしかない。
    ・コミュニティという第三の居場所を作ることで、コミュニケーションのきっかけが得られやすく、自分の安全地帯ができる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.12.30

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