【感想】TRICK スティーブ・ジョブズを教えYouTube CEOを育てたシリコンバレーのゴッドマザーによる世界一の教育法

エスター・ウォジスキー, 関美和 / 文春e-book
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ちぃ★

    ちぃ★

    か・な・り!!読み応えがあった

    育児に留まらず、人生のバイブルと言っても良い一冊で、大事なことがたくさん学べた。本当に出会えて良かった!
    図書館で借りたけど、買い直そうか迷ってるレベル。

    親としていかに成長するか、夫婦のあり方が子どもにどう影響するか、子と対等に接するマインド、幼少期を振り返る重要性など。

    T 信じる
    R 尊重
    I 自立
    C 協力
    K 優しさ
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    投稿日:2024.02.26

  • maro

    maro

    Trust,Respect,Independence,Collaboration,Kindnessが大事だよって話。
    例えば子どもひとりでお買い物へ行く話とか、
    TrustとRespectがないと、
    Independenceに繋がる経験も出来ないもんなーと
    納得。
    そもそも地域に影響を与えることができるレベルの
    学校新聞を作るクラスがあるのがすごい。
    地域性(舞台はパロアルト)もあるだろうけど。
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    投稿日:2024.02.02

  • ぴょんぴょんウサギ

    ぴょんぴょんウサギ

    3人の娘たちをそれぞれ
    YouTube CEO、医師、バイオベンチャー起業という
    華々しい人生を歩むまでに育て上げた、
    アメリカの高校教師である母親の独自の教育法(TRICK)について
    紹介した本。

    TRICK=
    信頼  Trust
    尊重  Respect
    自立  Independence
    協力  Collaboration
    優しさ Kindness

    考え方のベースは、
    アドラー心理学に近いところがあるなと思って読んでいましたが
    マインドをより具体的に学べるという点でとても勉強になりました。

    子どもは親の背中を見て育つので
    まずはTRICKを、子どもだけでなく他人や自分自身に対しても
    親である私が実践できるようにならないといけない。

    完璧にすることはできないけれど、
    失敗しても“行動は変えられる”と努力する姿勢を見せることが大事、ということで
    私は次の3つに気をつけて行動していこうと思いました。

    1.常に落ち着いた自分でいる(≒感情を爆発させない、怒らない)
    2.相手の話をしっかり聞く(傾聴)
    3.落としどころを見つける努力をする

    特に1は本当に永遠の課題ですが、、、
    “子どもは大人になる訓練中(→だから、まだまだ失敗しても良い)”
    と思うことで、もう少し自制の気持ちも働きやすくなりそうだと感じました。

    育児本を読むことについては
    最近はあまり有益さを感じていませんでしたが
    この本は久しぶりに読んで良かった、得られるものがあったと思います。

    少し長いですが、
    子どもに自己肯定感高く、自立した人生を歩んでもらいたいと思っている方は
    一読をオススメします。
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    投稿日:2023.11.21

  • nary

    nary

    ・自分自身を振り返り、必要のない痛みを子どもたちに与えない
    ・デジタル時代が訪れ情報伝達が簡単になったことで、信頼が危機にさらされている。怖がりすぎ、心配しすぎることを子どもに投影してしまうようになっている
    ・子供のころに信頼されていると感じられなかったり、身近に信頼できる人がいなかったりすると、大人になっても不信を克服できない。自分が信頼に値しない人間だと思いながら成長し、それを自分の人格だと思い込んでしまう
    ・子供にはリスクを取らせよ
    ・発達とは、子どもがその人らしい人間に育つということだ。そうなるには、深い敬意が必要になる、つまり、子どものありのままを受け入れ、その人生が自然に開かれるのを待たなければならない。子供たちは自分のあるべき姿を知っている、その姿をたたえ、尊重するのが親の仕事。
    ・今は自己学習と情熱の世紀だ。「情熱」こそ「成功」につながる時代なのだ。そして、情熱は強制からは育まれない
    ・高い水準を設けることも尊重の一部だ。ただ甘やかすことは、子どもの能力を尊重していることにならない。子供自身が情熱を持てることにしか、高い水準を求めてもうまくいかないものだ
    ・書くことは考えることであり、考えることで変化が起きる
    ・子どもに「言葉を使う」よう促す。そのうちに、子どもは自分の気持ちを言葉にできるようになる
    ・テクノロジーとの付き合い方は親が勝手に決めるのではなく、子供と一緒に計画を立てよう。
    ・親が子供と一緒に遊ぶ
    ・粘り強さと勇気は十分でも、時には辞め時を知ることが、「やりぬく力」を意味することもある
    ・こんな風に話してほしいと他人に望むような話し方で、自分は子供に話しているか
    ・目標を設定して共有する
    ・離婚を急ぐことは、過ちを許さず、人間の弱さを許さないということです。修復や回復や立ち直りの余地も与えないということです
    ・子どもたちはまだ大人になる訓練中
    ・自分を超えた外の世界のことを考えることが鍵だ。自分を超えて世界に貢献できる人生の意義を見つけることが、外に目を向けるいい方法になる
    ・人には何らかの目的が必要だし社会に貢献することも必要だ
    ・子どもの才能より、努力を褒めよう。失敗や挫折、逆境は大切な学びの機会だと教えよう。そうすれば、人生の様々な経験に耐えられる強さが身につく
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    投稿日:2023.03.26

  • みい

    みい

    子供を信頼して、尊重し、他者への思いやりを教え、親が生き方の手本を見せること。それが子育てにおいて究極的に大事なのだと実感させられます。
    とにかく自分で選び、責任を負う経験を重ねることは、将来自分で考えられる人になるのに重要なプロセス。

    書いてある事やTRICKの教えは普遍的で、そこまで目から鱗!な内容ではないのですが、人が生きていくにあたり心に刻むべきエッセンスが散りばめられており、子育てだけでなく、職場やパートナーとの関係性においても活かすことが出来ます。
    早速日常生活に意識的に他人への優しさ、気持ちの理解、許しを取り入れる様、まずは夫に対してTRICKの教えを実践中。。。
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    投稿日:2022.08.27

  • mimi3ami3

    mimi3ami3

    数ある子育て本の中でも指針としたい教訓がたくさん乗っていた。

    周りへ優しくすること、コミュニティの中で他者に貢献できることをすること。
    寄付をしたり、困っている人を助けたり、小さな時からこれらを当たり前に教えていくこと。

    最近の子育て本では、頭のいい子に育てるとか、○○大卒の子どもを育てた方法とか、どうしても個人の能力を伸ばすものにフォーカスされがちだけど、(もちろんそれも大事だけど)、それだけだと親も子どもも自分たちが自己実現することだけが大事かのように思えてしまう。

    そうではなく、周りの人に気を配ること、困っている人がいたら助けてあげること、声をかけてあげること。コミュニティの中で生きていく以上最も大事なことだと思うし、だからこそ個人の能力を高めて社会貢献できる人になることが意味のあるものになると思った。

    子育てとは、自分の子どもだけが幸せになれるようにすることではない、と改めて思わされた本。

    受験や就活で大変だとついつい忘れてしまいがちになるけど、人として大事なことを思い出させてくれる。定期的に読み返したい。
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    投稿日:2022.08.13

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