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真山仁 / 角川文庫 (6件のレビュー)
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総合評価:
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noguri
真山さんの諜報小説。 年末年始の読書のお供に図書館で借りてきました。 物語前半は登場人物が多すぎて、 ストーリーにのめり込むのが大変でしたが、 中盤からどんどんハマっていきました。 東京オリンピック…を舞台に 韓国代表の乗馬代表かつ検事が不正を暴こうとするというのが 上巻前半部分のざっくりとしたストーリーなのですが、 中盤で急展開…。 これに日本のスパイが出てきたり、 さらに北朝鮮の工作員も事件に関係している?? もう、何がどうなっているのかよくわからん。。 これがどう回収されていくのか、 全然ストーリー展開が読めない。。 なので、ハラハラドキドキが止まらず、 あっという間に読み終わりました。 自分は公安モノの小説などに読み慣れていないので、 あんまり裏の組織のことがよくわかっていないのですが、 これが分かっている人ならもっと楽しめるような気がします。 とは言え、そんなこと関係なく、 下巻も楽しみで仕方ありません。 ※トリガー 下 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4041094267#comment続きを読む
投稿日:2022.12.28
にしど
真山仁さんの作品らしく実際のイベントをテーマにしたフィクション、本作は2020東京オリンピックが舞台。 中盤で意外な展開に驚いた。 まさかこの人物がこんなところででした。 エンディングが全く読めない。…犯人は暴かれるのか…下巻も楽しみです。続きを読む
投稿日:2022.09.06
honno-遊民
2020年オリンピック開催時の日本を舞台に、日米韓さらに北朝鮮の工作員までもが入り乱れる謀略小説。 巻頭の「主な登場人物」だけでも、警視庁捜査一課の刑事や警備部、内閣総理大臣に官房長官、国家安全保障局…、最高検総務部長、韓国では大統領やソウル中央検察庁の検事、韓国国家情報院の幹部、米国の国家情報長官に在日米大使館員、さらに北朝鮮の工作員や彼らを束ねる在日の工作官に、「眠りネズミ」と呼ばれる潜伏工作員。 そして、主人公ともなるのが元内調室長で調査事務所を営む合気道の師範と彼の部下。 登場人物の多いうえに、彼らの関係が複雑に入り組み、さらに語り手が次々と変わるめまぐるしい展開に、迷宮に放り込まれたかのよう。 物語は、オリンピックの馬術競技の最中に韓国選手への狙撃で幕が開ける。彼女はソウル中央検の検事で韓国大統領の姪。彼女は何のために、誰に襲われたのか。 その前には、北朝鮮工作員の連続殺戮事件も。 一連の犯行の目的は、その裏にあるのは何なのか。 「眠りネズミ」とは、誰なのか。 複雑に絡み合う各人の思惑と、各国の謀略めいた展開に目が離せない。続きを読む
投稿日:2021.11.29
ほんとほんと
最初の頃にトリガーが引かれて話が始まります。物語なのに、読みながら引き込まれて、現実と勘違いする感覚に何度もなりました。
投稿日:2021.09.29
マツ
立て続けに起きる事件を中心に、日米韓の其々の思惑と振り回される工作員達の動きに緊張感と疾走感が良い感じに相まって、スパイ小説を存分に味わえます。 登場人物が多く、名前も思い出しながら読む必要があるのが…少し難点。 全てが動き始めてきたので下巻に期待です。続きを読む
投稿日:2021.09.21
Thomas
登場人物が多すぎて、何度も冒頭の登場人物を開いたことか。読み進めていくうちに、謀略、外交、スパイなど複雑な絡みが徐々に解けると同時に面白さが増して行く。下巻への期待が膨らむ。
投稿日:2021.06.01
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