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吉田修一 / 集英社文庫 (15件のレビュー)
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TAKEYA
電車の移動中、しかも仕事帰りに読むのに最適な時間でした。あー旅がしたい。 仕事で出張でも旅する気持ちを持とうと思えた一冊でした
投稿日:2024.01.08
せりぐまん
日曜の夜に一気読みしてしまった。 エッセイなのに横道世之介を読んでいるかのようだった。世之介は著者そのものなのか!? 何だかキャンプとか屋外で夜風に当たりながらランプの灯りで読みたい本だった。 あまり…旅行をできないが、本で旅をした。 いつか行ってみたいと思いを馳せながら… 修学旅行で行った長崎、もう一度行きたいな。続きを読む
投稿日:2023.07.24
jam
飛行機はANA派なので、何度も空の上で『翼の王国』の中のこのエッセイを読んだことがある。 旅のエッセイを読むと、やっぱり旅心がついちゃうな。 息を飲むようなヨセミテ国立公園の空気、 それから、長崎の精…霊流しの夜、 私も感じてみたい…。 著者の小説にまつわる短編も多く、楽しめた。 『路』を読んで台湾に行きたくなったこともあったなぁ。 読み終わった時なんとなく、旅の終わりに感じる「あーあ。終わっちゃった」という気持ちになっちゃって、自分でちょっと笑ってしまった。続きを読む
投稿日:2023.06.18
ひろ
このエッセイを読むと吉田修一さんを好きになる。 と言っても過言ではないくらい、吉田さんの人柄のよさが伝わってくるエッセイだった。 ANA機内誌連載をまとめたものらしい。 かっこつけない自然体なところが…『横道世之介』を思い起こさせる。そうそう、ちょこっと世之介の話も出てきて嬉しかった。 旅での出会い。人との交流や土地の風景。何気ない出来事も旅先というだけで特別なものになる。 あぁ、旅っていいなあ。続きを読む
投稿日:2023.05.10
みき
国内外問わず、色んなところに赴いてそこで初めての経験や感じたことが短くまとまっていてわかりやすい。その場のにおいとか天気とかふと思い出すことってあるよなぁ〜と思いながら読んでいました。旅に出たくなった…。 続きを読む
投稿日:2023.04.23
ロッキー
吉田修一さんのエッセイ読むの、意外にも初めてかも。 人間というものの切なさ、愛おしさが感じられる簡潔な文章はエッセイでも健在で、ああ吉田修一ってやっぱいいなあ、と思いながら読んだ。 特に好きなのは『…お盆・花火・長崎』。 長崎ではお盆に墓場で花火したり、精霊流しで100本以上も爆竹を鳴らすのは初めて知った。故人を賑やかに送るの、楽しそうで、どうしようもなく切なくて、最高。 吉田修一さんは、盛大な爆竹と共に精霊船を流し終えた後、宴会に向かって、高揚と虚しさが入り混じったような足取りで歩きながら、亡くなった家族や友人のことを話すのが好きだそうで、それもすごくいいなあと思った。続きを読む
投稿日:2023.04.20
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