【感想】なぜあの人のジョークは面白いのか?―進化論で読み解くユーモアの科学

ジョナサンシルバータウン, 水谷淳 / 東洋経済新報社
(4件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • nyonboo48

    nyonboo48

    結局書名の問いの答えはよく分からなかった。翻訳物なので当たり前だけれど、ジョークの例が外国仕様なので、頭では理解できるけれど、面白さがあまり伝わらず残念。

    投稿日:2023.05.06

  • bachbygg

    bachbygg

    ユーモアのセンスを磨くための必読書ということで、ユーモアに欠ける自分が、どうすれば良いのかを考えながら読んでみた。 笑いとは何かからジョークと文化まで、ジョークの事例をあげながら進化論的な考察を行っているが、正直なところ、あまりよくわからなかった。 著者は欧米人であり、取り上げたジョークも日本人には馴染みがなく、翻訳者の補足を見てなるほどと思うジョークも多かった。 (それでも意味がわからないものもある) ジョークは西欧的なもので、日本人の笑いとは異質な感じがあって、この考察が日本の笑いにも当てはまるとは思えなかった。続きを読む

    投稿日:2021.08.15

  • ユチャギ

    ユチャギ

    笑いがおきる仕組みを解説するだけではなく、笑いを哲学・進化論的に考えて、なぜ笑いが世の中に必要だったかを解説しているのが楽しかった。
    笑いへの捉え方が少し変わった気がする。

    投稿日:2021.06.06

  • whitesheep11

    whitesheep11

    ジョークは、人間が生きて行く上での薬にもなれば、毒にもなる取り扱い注意のものだ。




    「ユーモアと心」では、ユーモアの中で人を笑い者にするものが多い。ポイントは優越感を抱かせるだった。誰も自分がかわいいからなあ。




    「分かっちゃいるけどやめられない」のが「笑いとセックス」だった。ユーモアは、異性に対して自分をよく見せる道具になる。人間がいる限りなくなることのない笑いの1つだ。



    「ジョークと文化」では、ユーモアがうさ晴らしの手段になる場合として、反体制的なジョークを取り上げている。押さえつけられているとユーモアを言いたくなるようだ。




    ソビエト時代のロシアの地下で広まったジョークを取り上げている。



    政事をネタにしたジョークのコンテストの開催が発表された。

    第3位 懲役10年と全財産没収
    第2位 独房監禁15年
    第1位 禁固25年


    ジョーク1つ言う自由もない社会だったのがよく分かる。




    自由がないと言えば、やりたい放題の権力者が支配する中国だ。2013年、習近平主席をあのくまのプーさんに似ているとやゆするネタが広まった。2018年には中国政府はくまのプーさんの最新作を上演禁止にした。




    器の小ささがよく分かる。権力者は笑われてなんぼと思わないとやっていけないよ。アメリカの大統領がいい例だ。



    ユーモアは、良いこともあれば悪いこともあるので、使い方には注意だな。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.16

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