【感想】猫まくら 眠り医者ぐっすり庵

泉ゆたか / 実業之日本社文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ヤサシイハナ

    ヤサシイハナ

    眠りについてよく考えさせられる話だった。
    特に私の印象に残っているのは第5章「昔の友」だ。眠りについてだけでなく医者や薬の役割、更には社会での人の役割を再認識させられた。
    同じ作者の「毛玉堂」が好きで手に取ったが、とても楽しい作品だった。続きを読む

    投稿日:2024.05.11

  • 茶理

    茶理

    眠れない人達が助けを乞う「ぐっすり庵」。
    本の表紙のイラストを見ているだけで日向のぬくもりを感じる。

    投稿日:2023.11.16

  • hito-koto

    hito-koto

    このレビューはネタバレを含みます

     万病を治すたった一つの方法、それは眠ることに他ならない。全くその通りだと思います(^-^) 飛鳥山、滝野川の近くの西ヶ原村、茶問屋千寿園の娘、藍17歳が主人公。両脇を医者の兄、松次郎と眠りの達人、牡猫「ねう」が。泉ゆたか「猫まくら」、眠り医者ぐっすり庵シリーズ№1、2021.2発行、連作5話。楽しく読了。期待できるシリーズです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.08.27

  • momo0707

    momo0707

    両親を亡くした茶園の娘、藍には長崎に蘭方医になる為勉強に行った兄松次郎がいた。ところがその兄が突然帰って来て、眠りを専門にした医院を開くという。その庵には様々な事情で眠れない人がやってきて…。
    もう少し兄妹らしい感じを描いて欲しかったかな。幼馴染でもいけそうな描きかただし、家族らしい雰囲気があまり見られない。もう一息深みというか突っ込んだ話にしてもいいのではと思うくらいあっさりとしている。それが著者の持ち味なのかも知れないけど。私には物足りないかな。続きを読む

    投稿日:2022.02.18

  • rinsuke

    rinsuke

    茶問屋の娘の藍両親を相次いで亡くし、傷心で眠れぬ日々が続いていた。そんなとき蘭学を長崎で学んでいた兄の末次郎が帰ってきた。末次郎は眠り専門のぐっすり庵を開く。

    眠りに問題を抱えている人達のお話5選。どれもみんな心にどこか引っかかりがあり眠れない人ばかり。やはりメンタルが重要なんだなと感じた。

    兄の過去があんまり語られなかったのがきになるところ
    続きを読む

    投稿日:2021.10.10

  • tuppence

    tuppence

    このレビューはネタバレを含みます

    うん、眠るって大事。
    疲れていても眠れないってメンタルけずられちゃうし。
    両親をなくして親戚は信用できないなんて藍が眠れなくなるのも無理はない。
    兄の松次郎が帰ってきてよかった。
    なんともつかみ所のない男だけど、ある意味有能?
    「ぐっすり庵」を訪れるお客は思いがけないやり方で救われていく。
    須賀の登場にどうなることかと思ったけど、一安心。
    これ、この後も読みたいのでシリーズ化してほしい。

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    投稿日:2021.03.09

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