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椹野道流 / 角川文庫 (21件のレビュー)
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総合評価:
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ひるあんどん
海里の兄夫婦と母はいい関係を築き上げたのね。特別養子縁組のご縁があった時、この家族は子供を迎えてどんな家族になっていくのか楽しみ。淡海の中にいた彼の妹も旅立ちを決めたのね。淡海の作家らしい好奇心あふれ…る残酷さは絶対的な妹の存在に依存して作られてたのか。まあ彼女が消えても淡海先生は淡海先生らしくいるんだろうけど。続きを読む
投稿日:2024.03.08
hazel8483
いよいよ朗読劇デビューに向けて 取り組み始めた海里。 作品は、このために淡海先生が書いた ある夫婦の物語…ですが〜 演じるのがどうしても好きになれないキャラ。 そこで、海里は先生の取材に同行し 創作の…一端に触れることに。 今回は、淡海先生と妹のおはなし。 初登場以来ずっと 「一緒に生きて」きた兄妹ですが そろそろお別れの時がきたようです。続きを読む
投稿日:2023.11.05
PEANUTS
先生と妹との別れが寂しさもあり温かくもあった。 最後を朗読と料理でサポートする3人もまた良い。 このシリーズは割とどこから読んでもいいタイプかなと思っていたけど、このお話はやっぱり前作なりを読んでか…らの方がいいなと思った。続きを読む
投稿日:2023.10.20
藤原ライラ
今までで一番好きな巻になりました。 こう、相互理解の難しさが色んな角度から切り取られているように思います。 表に出てくるものが全てではないのに、わたしたちはそれを元に判断することしかできないというか。… 『夫』の思いがわからない海里も、奈津さんと一憲兄ちゃんの葛藤もそこにある。 だからこそ、思っていることを話し合う必要性もあるのかなと。 「心の成り立ちを知らずして、他人の記憶を正しく理解することはできない」 これがすごく刺さりました。 淡海先生の純佳ちゃんへの思いが深くてとてもすきです。続きを読む
投稿日:2022.12.12
o.c.beats aka K.YOKOYAMA
久しぶりの「最後の晩ごはん」シリーズ。 朗読劇の登場人物に感情移入できない海里。 その朗読劇の原作を作った淡海の死んだ妹の気配が消えて。 加えて一憲と奈津の夫婦にも悩みと新たな決断もあったりで。 今回…も内容の濃い物語でした。 それぞれが決断の後新たな未来へ進む。 これらを経て海里もまたどのような影響をもたらすのか。 次のシリーズも楽しみにしていたいと思います。続きを読む
投稿日:2022.07.28
maki♪
「心の成り立ちを知らずして、他人の言動を正しく理解することはできない」 海里の役への取り組み方への淡海先生の言葉が、兄夫婦の件、淡海兄妹の件で実感できたかな? 無事に海里くんが叔父さんになれる日がくる…といいな。 そして今回の幽霊純佳ちゃん、淡海先生に対する気持ちが、セツナかった。。でも淡海先生がちゃんと自分の人生に執着があって良かった。続きを読む
投稿日:2022.04.03
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