【感想】ゴールデンタイムの消費期限

斜線堂有紀 / 文芸単行本
(52件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
7
22
13
6
0

ブクログレビュー

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  • takep07

    takep07

    昔神童、今はただの人はたくさんいると思う。
    神童レベルが頭抜けている人は苦悩が多いのだろうか。
    AIをうまく組み込んでいるなと思いました。
    人里離れた秘密の場所だから成り立つ人間関係もあるのかなと思いました。読後は爽やか。続きを読む

    投稿日:2024.04.04

  • Nakawake

    Nakawake

    私は天才ではないので、理解はできたが共感は出来なかった。

    テーマに対してストーリーの起伏が少ないと思った。天才の苦悩の部分をもっとエグく描き上げてほしかった。

    天才児というのは早熟であって、大人になるにつれて一般人との差がなくなってくるという話は聞いたことがあり、それを越えるストーリーを期待したんだが。

    トレーニング用AIの使い方としても普通かなと思ってしまった。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.23

  • corpus

    corpus

    天才という称号は、天才の落ちこぼれにとっては非常に辛いものだと感じた。

    人工知能を使ったこのプロジェクトは私の意思に反して、現実性のあるものに感じた。

    投稿日:2024.03.16

  • yasuyo

    yasuyo

    斜線堂有紀さん、初めて読んだ。

    ミステリーというよりは青春群像劇。
    かつて天才少年少女と呼ばれた6人の若者たちが、レミントンプロジェクトに参加するべく集められる。
    天才であることの消費期限が迫っている焦り。
    天才でいるためにAIレミントンの力を借りることへの葛藤。
    主人公綴喜を軸に、それぞれの心情が丁寧に描かれる。

    とても読みやすく、ぐいぐい引き込まれて一気に読んだ。
    最後にそれぞれが選んだ道もよかった。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.29

  • てら

    てら

    元天才と呼ばれる若者が集められ、AIの力で再起させようという国家プロジェクトのお話。

    AIの助けを借りた作品や実力は、自分のものと言えるのか。Chat GPT等が台頭してきている今だからこそ読んでいて刺さる作品だった。

    斜線堂有紀さんのスラスラ読める文章に気になる設定で一気に読んでしまった。
    終盤の展開は少し弱く感じたが、結末は綺麗にまとまっていたので高評価。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.23

  • kaaazunoko

    kaaazunoko

    自分のこれまでの人生を捧げてきたものを否定されるのは恐ろしいこと。ほかの生き方もあると諭されても、そんなことはわかってて、それでも縋るしかないという気持ちは、理解できないわけではない。天才だなんて持て囃されようが貶されようが、結局は自分がどう生きたいかが問題なのだなあと。好きなものをずっと好きなままでいられたらそれはしあわせなことだよね。続きを読む

    投稿日:2024.01.06

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