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嬉野雅道 / KADOKAWA (2件のレビュー)
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総合評価:
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orangewind
水曜どうでしょうのカメラマンである、嬉野さんの3冊目のエッセイ。冒頭はエッセイが書けない!だから旅行に行く!という若干苦し紛れの所から始まって、後半に従ってご自分の過去の出来事で印象深いエピソードを紹…介するという流れになっており、読んでいる我々も嬉野さんと一体になって各エピソードを体感している、というような不思議な気持ちになりました。 序盤の文章を読んでいる際には「この調子でこの本は大丈夫か?」と正直思わなくもなかったけど、後半に向けてペースアップしてグングン面白くなってくるのは流石だな、と思ったりもしました。印象深いエピソードも多く、また忘れた頃に読み直したい1冊だな、と思ったり。続きを読む
投稿日:2021.09.25
カルヴェロ
彼の素晴らしいところは 掘り下げるだけ掘り下げて細かく分析して自分なりの落ちどころを見つけること そしてその分析は自分なりのいい方向へと導くための分析なのです 悪いところを見ても結果いい方向へと分析し…て見事に着陸させてします こうなるともう何かあったってハッピーになってしまうんです 私は思考を止めてさっさと忘れてハッピーになるという技を持ってますがコレは文章にして人様に見せるようなものではありませんね やはり嬉野先生のように何がどうしでそれからどうやってもしもこうならこうだけどやっぱりこうだからこうなるでしょ、なんて言いながら読んでるこっちもふに落ちて 「俺だってそうなレジ娘に会いたい」などと思ってしまうから不思議なものです 嬉野的人間分析の手にかかればこの世はそんなに悪くない とても良い本を読ませていただきました。続きを読む
投稿日:2021.03.01
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