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天童荒太 / 新潮文庫 (51件のレビュー)
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総合評価:
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43street
登場人物の一人一人がそれぞれ問題を抱えている。 それらが、微妙に絡み合ってる。 おもしろいぞ。 重いけどね。
投稿日:2023.05.01
mutotsu55
このような作品を読んでいると、人間の心の危うさ、脆さを実感してしまう。多分、どの人も皆生きづらいのだと思う。確かに現代日本は紛争もなく、平和と言えば平和なのかもしれない。しかし、それは人々の鬱屈した…気持ち(言いたいことを言えない、誰もわかってくれないなど)の上に成り立っているものであって、かなりの危うさを秘めている。それが少し噴出したものがSNSでの誹謗中傷などなのかもしれない。 誰かが誰かを傷つけ、その傷つけられた人がまた他の誰かを傷つけ、それが永遠と繰り返されているように感じてならない。我々の心は一体何を求め、どこに向かっているのかと、ふと思う。続きを読む
投稿日:2022.01.04
ともあつ
かなりの長編だけど、一気に読むことが出来た。 サイコな描写はあまり気にならず。人間の深い部分がよく描かれている。
投稿日:2021.02.24
蝸牛文庫
【いちぶん】 祈るしかない。游子はよくそう思う。最終的には、相談を受けた家族の将来や、子どもたちの幸いについては、祈るしかない。 (p.129)
投稿日:2019.11.18
herbtea
登場人物みんながそれぞれ違った問題を抱え、それでもなんとか向き合いもがきながら頑張ろうとしています。ドラマでは現代社会を鑑みて設定を変えているところがありますね。話は登場人物たちを複雑に絡めながら少し…ずつ展開していきます。途中亜衣がホームレスの病人と出会い、心の中で絞り出すように叫ぶ「地理の先生、どうすんのよっ。」という言葉が印象的でした。ラストにはまたここではやめられない気になる展開が…。脇役の一人だと思い込んでいたある「彼」がここへきてやたら気になってきました。 続きを読む
投稿日:2019.06.14
masajichan
このレビューはネタバレを含みます
評価は4. 内容(BOOKデーターベース) あの日の光景をふり払おうと酒に溺れていた浚介は、さらなる痛みを味わう。游子は少女をめぐり、その父親と衝突する。亜衣は心の拠り所を失い、摂食障害から抜け出せずにいる。平穏な日々は既に終わりを告げていた。そして、麻生家の事件を捜査していた馬見原は、男がふたたび野に放たれたことを知る。自らの手で家庭を破壊した油井善博が―。過去と現在が火花を散らす第二部。
投稿日:2017.12.08
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