【感想】兎の森 ２

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あまり納得いく感じでは無い結果での期限ありの付き合いで、痺れを切らした攻めがちょっと強引に迫るのはドキドキもしたし苦しくもなった。 家族みたいな幼なじみの存在だったし性別関係なく「そういうこと」を意識的に避けて考えないようにしてきた受けの気持ちを思うと辛い…でも半ば押しに弱いから言うこと聞いちゃうんだよね。 2巻を通して少し気持ちの変化を感じたかな！ それにしてもなんだけど、無理矢理迫った挙句そののまま1人で思い出しながら抜く攻めの受けに対する「見てく？」って言う表情が最高にらぶいです。 続きが気になる……！！

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毒母親のせいで性的恐怖症の受け。
一方、いろいろ報われない攻めは出会い系で身体の浮気～(この展開嫌いじゃない)でも精神的には受け一筋なのが良い。
生々しいエグ味が癖になる。まだ続くようで楽しみだ。

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幼い頃から一途に環だけだった高1×性をタブー視してきた高2。幼なじみものの2巻目です。
絵柄がとてもきれいで繊細。幼少期からの二人の関係や感情の揺れを鮮明に描き出していて、志井と環の気持ちがダイレクトに伝わってくるところがいいです。

期間限定でお付き合いを始めることになった志井と環。
二人の「お付き合い」に対する温度差があまりにもありすぎる…！
環に嫌われたくないから暴走する気持ちを抑え込もうとするけれど、やっぱり馬鹿正直に心の赴くまままっすぐに迫ってしまう志井。環は性的なことに潜在的に嫌悪があるようなので、志井の猛アタックぶりにハラハラさせられちゃいます。
でも、そこが幼馴染みの良さというか、強みなんですよね…お互いに共有する思い出が一致するものがいっぱいある関係、気兼ねなくものが言える関係。
志井と環は恋愛抜きにしてもかけがえのないものを共有しているんだなと感じました。

今回は環の抱えるトラウマが明らかになっていました。
環は基本的に純粋で曲がったところのない性格なんだけど、母親のせいで性に対する嫌悪感が本人が思っている以上に肥大しているようです。
バイトしてお金稼いでお母さんを支えながら良い大学に入って安定した職について好きな女性と結婚して…と、一般的な夢を持っている環。
そして、志井に対しては男だし友達だから適当にかわして1年乗り切ろうと、深く彼の気持ちを読まずにいるところもちらついたり。

そんな環の心まで探り出し、あきらめることなく迫る志井なんだけど、執着はしてるしやり方も結構強引なんだけど、あっけらかんとしてダークさがないので、とても応援できるかんじ。
初登場の当て馬さんたちも今のところ不快感ゼロで、特にタクミくんはとてもいい人。
志井だけが面白いことやっちゃってくれるのかと思ったら、環もチベスナで笑わせてくれました～！
天然みがハンパないです！
続きが待ち遠しいです。早く相思相愛になってくれ～

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