【感想】湯島ノ罠 居眠り磐音(四十四)決定版

佐伯泰英 / 文春文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Sachi

    Sachi

    「居眠り磐音」44巻です。

     くはー、シビれました。すばらしい。これですよ、こうでなくっちゃ。

     本巻でもいろいろあるんですよ。尚武館坂崎道場が改築され、「尚武館改築祝い 大名諸家対抗戦」なるイベントの準備に忙しくしていたり、浅慮な佐野善左衛門政言にお灸をすえる意味でも、闇読売に一計を案じてみたり。

     そんな中、さらなる重大事件が起こるのですが、それがもうめちゃくちゃ胸アツなのです。やっぱり最高だぜ、笹塚孫一! しかも、笹塚の言葉にグッときて目が潤んでいるところに、木下一郎太の一大ニュースがまた、これがもうっ! くうぅぅぅぅっ、泣けるぜぇ。

     私の胸をアツくさせた笹塚孫一のセリフを書き出しておきます。
    「(略)坂崎磐音にはこれまで無数の借りがある。かようなときに動かぬでは笹塚孫一の男が廃る」
    「(略)われら、不浄役人と蔑まれる町方役人ゆえ、ふだんから頭を下げることなどない。だがこたびの一件、わしは真相を知るためなら頭も下げれば、汚い手も使う。老中若年寄父子に奉行所まで壟断されてたまるか」
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    投稿日:2022.04.10

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    文藝春秋公式

    【闇読売を利用した田沼との情報戦の行方は】尚武館坂崎道場を訪ねて来た白河藩主松平定信と竹刀を交えた磐音。腕並みは?殿様剣法?の定信に、磐音が伝えた究極の剣術とは……。

    投稿日:2020.11.17

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