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佐伯泰英 / 文春文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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Sachi
眼科通いも終わり、コンタクトレンズを装着できるようになりました。 普通に目が見えるということがどんなにありがたいことか、わたくし今回改めて痛感しましたよ。 読書好きにはなおさらです。 皆さまもくれぐれ…も目を大切に。 さて、居眠り磐音34巻。 尾張でひっそりと束の間の生活を始めた磐音たち4人。 合間に江戸の様子も語られます。 幸吉とおそめちゃんも、着実に大人の階段を上っておりますな。 尾張徳川家の細作の家柄である中島氏、尾州茶屋家の営む呉服屋が、いろいろと磐音たちの世話を焼いてくれる。 とくに大番頭の中島三郎清定が良くしてくれて、磐音もお店のトラブル解決を親身に手伝い、ぐんぐん磐音の信用度が増していく。 ここは今津屋の由蔵さんとの関係を彷彿とさせます。 藩道場を紹介してくれたのはいいけど、磐音の剣術は隠しようがないから絶対無理、絶対正体バレるでしょ、とハラハラし通しです。 生き生きとした磐音を見るのはうれしいけど。 江戸では、金兵衛さんもがんばってるし、なにより三味芳六代目の鶴吉が、神田橋のお部屋様おすなの元にうまく出入りして、田沼側の情報をゲットしたりしてて大活躍。 金兵衛さんがんばれ、鶴吉&由蔵さんがんばれ! みんな心はひとつだ! ううぅ、みんながんばってて、その気持ちにジーンと来ます。(涙) 続きを読む
投稿日:2020.09.11
文藝春秋公式
【磐音は身重のおこんと名古屋城下に仮寓を得るが】磐音は通りがかった老舗の呉服屋で難癖をつける巨漢の武士を打ち据える。大番頭三郎清定は信頼を寄せつつ、磐音の素性を探り始める。
投稿日:2020.08.05
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