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佐伯泰英 / 文春文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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Sachi
右目の完治まであと一歩。 というところまで来たので、読書の本格復帰までの助走本に、比較的字が大きめの磐音を選んだ。 結果的に、前巻読了から2ヶ月置くことになったことは、個人的には良かった。 江戸城と…尚武館の悲劇を、この期間に受けとめて消化できたから。 次の2冊も発売されちゃったし、ボチボチ再開していきます。 実は以前に三章まで読んでいたのだが、ショックが大きすぎて集中して読み進められず、中断を余儀なくされた。 間が空いてしまったので、改めてはじめから読み直した次第。 まずは、事件後の磐音とおこん、季助爺と小田平助に白山、笹塚孫一と木下一郎太、金兵衛、品川柳次郎一家と竹村武左衛門一家、そして今津屋の人たち、の様子が書かれる。 落ち着いて先を読めるようになったとはいえ、やっぱり読んでいると泣けてくる。 みんなが嘆き悲しみ、磐音とおこんに会いたがっている様子に、切なすぎて涙なくしては読めない。 とくに金兵衛さんには弱いわぁ。 金兵衛さんが出てくるとどうしても泣いちゃう。 でも、この33巻、ものすごく大事な一冊! この巻を読むことで、先に進める。 やっと前を向ける。 磐音、おこん、弥助、霧子の4人にとってはとくに。 第五章のラスト34ページは、ハラハラしつつも、彼らが本来の自分を取り戻していくように感じられて、もううれしくてうれしくてずっとウルウルしてました。 ちと、これだけは叫びたい。 涼念様、よくぞ言ってくれました‼︎(涙) あなたの言葉で、磐音も読者も救われました。 「言葉に拘ると、ものの本質を見失うでな」 このひと言にすべてが集約されております。 さあ、これからだ。 磐音たちの旅に、私もついて行くぞ。 ところで、東海道の旅、楽しそうだなぁ。 巻末付録のよもやま話を読んでいたら、私もこの時代に歩いて旅してみたいと思ってしまった。 続きを読む
投稿日:2020.09.08
文藝春秋公式
【田沼の手から、逃げ延びろ!】尚武館を追われ、小梅村で暮らす佐々木磐音とおこん。田沼一派の厳しい監視の眼がつきまとう。案じる人々も近づくことができず……。
投稿日:2020.08.05
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