【感想】1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編―(新潮文庫)

村上春樹 / 新潮文庫
(216件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
34
94
59
7
2

ブクログレビュー

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  • まるこす

    まるこす

    5でほんとに結末までいくのか?って思うけど牛河の時間軸が新しく登場したことで切迫した感じは伝わってくる。
    牛河編を入れたのは大正解だったな。

    投稿日:2023.12.17

  • kazuhisachiba

    kazuhisachiba

    3人目の視点が入って,日常の延長でありながら非日常的である世界が崩れていく.村上文学が物語る理由は,現実世界と物語世界との均質性にあるのだろうか.文学とは日常と異質なものではないということを理解することで,ジョージ・オーウェルの1984というディストピアも,またその対極にある1Q84という日常と変わらない世界(それこそがユートピアなのかも知れない)も物語は語れ,構築できるのだ,という提示なのかも知れない.続きを読む

    投稿日:2023.10.03

  • あゆぺん

    あゆぺん

    3.4巻に比べると勢いは落ちたが、意識と肉体が離れるというオカルト方面に話が進んでいき面白かった。青豆の処女懐胎のくだりが気になる。そして安達くみは何者なのか、、、

    投稿日:2023.09.14

  • Hangxi

    Hangxi

    いよいよ1Q84も最終章です。本作は新たに牛河編なるものも始まります。牛河は、教団リーダーが殺された件を受け、青豆と天吾の足取りを追う話になっている。
    今まで以上に不思議な感覚に誘われるストーリー展開になっていました。
    今どんな世界にいるのかが読んでいてわからなくなってきます。村上作品の中でも飛び抜けて不思議な感覚になりました。
    結末は言いませんが、ラストはふんわり終わったなというのが印象です。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.22

  • まさやん

    まさやん

    この巻についての独立した感想は無いが、村上春樹の小説はやはり日本語が上手い。日本語が上手いシリーズで他の作家も読んでみたい。

    投稿日:2023.07.23

  • ちてこ

    ちてこ

    このレビューはネタバレを含みます

    2010年(第7回)。10位。
    牛河が章タイトルに出るようになってしまった。「さきがけ」の依頼により、リダを殺した犯人を捜す。人に不快感を与える見ため、前巻で天吾に怪しげな助成金を与えようとしたが拒否された。天吾のアパートの1Fを借り、そこから監視している。
    青豆は覚えはないが妊娠した。おそらくリダと会った時と思われる。天吾の子だと思っている。天吾に会いたく、マンション前の夜の公園を見張るが、かなわない。
    天吾、公園で月を見たのだが、青豆に発見されず。もっとも牛河に尾行されてたので会えなくて良かったのか?寝たきりになった父に会いに行く、2週間ほど。時々出てきて、ピンポンでなくドアをノックするNHK集金人は父なのか? 小松が誘拐監禁されてたことを天吾に告げる。 これファンダジーなのかな

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.06.27

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