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久坂部羊 / 角川文庫 (14件のレビュー)
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reso100
介護士 小柳恭平の周りで起こる介護に纏わる様々な問題を炙り出していく物語だが、特徴的な登場人物が話を彩っていると感じた.レポーターの朝倉美和、黒原悟郎医師、週刊誌の松沢俊紀記者、良からぬことを計画して…いる須知智毅、姉の真里亜と接触の合った塚本秀典などなど.恭平の働く施設で3人が連続して死亡する事件を舞台に、介護士たちの実態や施設管理者の動きが克明に描写されており楽しめた.老人たちの存在自体を自分自身で問いかける恭平の複雑な思いが随所に現れており、問題の複雑さを実感した.恭平の言動が揺れ動くのもある程度理解できると思った.このような事態を解消する打開策は簡単には見出せないと思うが、傍観することもできないと感じた.続きを読む
投稿日:2023.04.25
のぶまる
現在進行形で母の介護をしているので、身につまされる内容だった。一気に読んでしまった。 ただ、最後の部分だけは納得できない。 最後はもっとスッキリしたかったな。
投稿日:2023.01.22
まちか
介護、、難しい問題だと改めて思った。 決して他人事ではなく親のことや自分自身のことを考えるととても不安になる。。 だけど結局小柳が何をしたかったのかがよく分からず、、読後感はモヤモヤ。
投稿日:2022.11.13
わんこそば
難しい問題だと思います。 許されることではないが、当事者からしたら許してほしい問題ですから。 ただ小柳はいったい何をしたかったのでしょう。 意図が掴めぬまま…。
投稿日:2022.10.25
官兵衛
謎が多く残る終わり方でした。結局、Kが望んだ事は何だったのか。 なんとなく、現実の事件をいくつか混ぜ合わせたような印象でした。 黒原医師と須知の関係性も上手く読み取れなかったので、あまり心地よい読後…感はありませんでした。 あとは言葉選びが知性的過ぎて、あまり馴染まない気もしています。 介護に関しては同作者の「老乱」「廃用身」も興味深い作品となっています。続きを読む
投稿日:2022.07.25
ともちん
綺麗事ばっかりいってられない介護現場の現実が見える作品だった。 いつか自分も介護される立場になるなんて想像もつかないけど、できていたことが自分でできなくなる怖さを感じる。日本では安楽死は認められてない…けど、自分が寝たきりになったときに、果たして生きがいを見つけられるのか…続きを読む
投稿日:2022.04.18
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