【感想】大丈夫! あなたはちゃんと子育てしてるし 子どももちゃんと育ってます

佐々木正美, 松本ぷりっつ / 主婦の友社
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • manamooon

    manamooon

    子育てのせいで仕事に行けない!!と辛かった2年前。子供に酷い言葉を言ったり部屋に閉じこもったりして自分を責める日々がありました。
    「子育てに勝る仕事はありません」の言葉にビビビっと衝撃。いま私は大仕事をしてるんだ、と。
    目の前にいる子供との時間を大切に過ごそうと思った。
    ○子供の話を聞くこと
    ○人は誰かを幸せにしなければ幸せになどなれない。身近な人を喜ばせること。
    ○知恵を絞って家事を手抜きする。
    ○人の輪に入っていい人間関係を作ること。

    子育ての不安、ストレスは
    子供の笑顔をたくさん見ることが真の解消法!!

    忘れた頃にまた何度も読みたいと思う本でした。
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    投稿日:2023.02.01

  • ジャミラ

    ジャミラ

    タイトルは全く内容を反映していないが、内容自体は王道的な育児書。でもタイトルのような救いを求めて藁にもすがる気持ちで本書を手に取った母親の気持ちは裏切るだろう。

    煎じ詰めれば、「子供には問題ない。もし子育てがつらいのであればそれは親の問題である」という発想が全編に横たわっている。
    それはその通りなのだと思う。文字通り子供は無垢だから。
    個人的には著者が本編で言っていることはすべて至極真っ当で大変役に立つと思う。

    でも、本当にタイトルみたいに「ありのままの自分を誰かに肯定してほしい」と思うくらい思い詰めている母親が本書を読んだら、子育てがつらいのはあなたの問題だ、と更に糾弾されている気分になるのではないだろうか。

    最近は売りたいがために内容に反していてもキャッチーなタイトルを本につける出版社が散見されるが、悪しき文化だと思う。
    内容は良いのに、届くべき読者層に届かないタイトルをつけた出版社に★-2。
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    投稿日:2021.08.13

  • ねこ。

    ねこ。

    子育てにいきづまり、タイトルを読んだ瞬間に「今読まなきゃ!」と手に取りました。
    いわゆる育児書とよばれるものは敢えて読んでこなかった私ですが、柔らかくも厳しく書かれた言葉がスーッと心に刺さりました。多分自分でも本当はこうした方がいいんだ、とか、わかってるつもりでいた事をしっかり文字として受け止め直した感じがします。
    明日からも子どもたちとの怒涛の毎日ですが、精一杯手をかけていこうとしっかりと向き合おうと背中を押してくれる本でした。
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    投稿日:2021.04.30

  • ぴぴ

    ぴぴ

    このレビューはネタバレを含みます

    久しぶりに佐々木正美さんの著書が読みたくなったので図書館で借りてきました。前回読んだのは一年前みたい。

    1〜2時間くらいで読めました。一言。
    本当に素敵な本だった。

    全体を通してすごく柔らかで穏やかな文章だけれども、"あえて言わせて頂きます"のあとのピリリッと引き締まる箇所がとても好きです。
    非常に理にかかってて、心底納得できます。

    『うそをつく子は自尊心が傷ついています。うそをつかせているのは親かもしれません』

    とてもハッとした言葉です。
    私は子供の頃から本当によく嘘をつく子でした。自分の思い出せる限りで理由を考えると、ただただ親に怒られたくなかったから。

    私は幼い頃からピアノを習っていましたが、1日に2時間練習しなくてはならないというルールがありました。もしやらなかったら次の日は4時間、2日やらなかったら6時間と増えていくのですが、それが嫌で嫌で、親が出かけている間に終わったとよく嘘をついていました。

    今思えば、小さな子供にそんなルールを押し付けるなんてありえないことだとわかるのですが、当時はそれが当たり前だと思っていました。

    基本的に我が家では親の意見が絶対で反対意見は絶対に許されなかったため、いつも親の意向に沿うように自分自身に嘘をつき続けてきました。

    私の人生、幼少期から子供を産むまでずーっと問題行動が絶えませんでした。自分自身に存在価値を感じたことが一度もない。

    今、人の親となりこの方の著書を読んで、私の今までの人生が少しずつ少しずつ癒やされていくのを感じます。どうしてずっと辛かったのか、こんなにめちゃくちゃな人生だったのか、昔の自分を抱きしめてあげているような気持ちになります。


    『1人っきりで真のストレス解消はできない。人間関係のストレスで傷ついた心を癒すのは、人と人との関係の中でだけ』

    育児に疲れた時、1人になりたいと思うことが多々ありますが、この言葉にハッとしました。

    実際に1人になる時間をもらっても、携帯を開けば子供の写真を見返したり、お買い物をしていれば子供が気に入りそうなものは何かなと考えたり、結局子供のことばかり考えているのですよね。

    少し離れて、心を空っぽにして。家のドアをあけたら「おかえりーーー!!!!!」と大きな声とピカピカの笑顔が飛んできて、凄く幸せな気持ちになれる。心からの笑顔で「ただいま」って返せる。
    子供の力はとても偉大ですね。


    5章の兄弟の項。
    たまにふと、上の子ばかりに手をかけていて、下の子を見れてないかなと不安になる時があります。

    でも、今のままで良いんだと安心しました。

    毎日のようにギャーギャーやっていますが、ふとした時にしっかりとお兄ちゃんをしてくれていて、
    とても感動します。

    兄弟喧嘩はスポーツというのもとても良かったです。お母さんは試合終了だけ告げれば良いと。そうすればお母さん自身も消耗しなくてすみますね。

    あと個人的に好きだったのが、勉強の出来る出来ないは、足が速い遅いのと同じというところです。

    勉強の出来る子が、必ずしもものすごい努力したから勉強ができるようになったというわけではないし、勉強の出来ない子が少し努力したところで勉強が出来る様になるわけじゃない。

    学校や社会は勉強の出来る出来ないを評価するけれど、家庭ではそれ以外のその子の出来るところをたくさん見つけて褒めて伸ばしてあげて欲しいというところが大好きでした。

    私が育った家は勉強に厳しい家だった。成績が悪かったら怒鳴られ殴られた。
    私の好きだった歌や踊り、将来の夢などはことごとく否定され続けた。

    私は絶対にそんな風に子供を育てない。
    また改めて胸に誓いました。

    あー本当。私もこんな風なマインドを持った人に育ててもらいたかったな!完璧には出来ないかもしれないけど、たまに読み返して、子供達にそんな環境を与えられるように頑張ります。

    この本、買いたいくらい内容は気に入ったのですが、謎の漫画は要らなかったかな。中身はほとんど文だったし、文だけでも読みやすかったので。

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    投稿日:2021.01.04

  • しょうへい

    しょうへい

    子育ての心構えを再考するため読みました。まず、親自身が自分は自分のままでいいと思うことが重要です。その上で、子どもを無条件に大切にしていることを示します。子育ては誰にでもできると楽観的に構えるけれど、世の中で最も素晴らしい仕事だと誇りを持てば、うまくいくのかなと感じました。続きを読む

    投稿日:2020.11.08

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