【感想】平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて宿敵を得る~

小田菜摘, シライシユウコ / 集英社オレンジ文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • jube

    jube

    面白かった。既刊は、敵役というか腹立つ奴やらライバルっぽい立ち位置の姫なんかもいたが、それなりにみんな良い人で、気分良くきたんだが、、。なんと、ほんまのヴィラン登場。伊子の恋人嵩那の叔母入道の女宮が登場。先帝の専横で分断された先々帝の皇統を奪還しようと目論む。で、入道女宮が伊子の父に嵩那の関係をリーク、それによって帝と宮と伊子の関係が形を整えていく。鬼やらいや七種粥など御所の行事を効果的に使っていて、面白い。人々のキャラやら心の持ちようを現代人うまく寄せていて、誰が読んでもとても読みやすいのではないかと思われる。小豆粥食べたい続きを読む

    投稿日:2023.06.12

  • goya626

    goya626

    今回は嵩那親王をめぐって起こる騒動に振り回され、心がいろいろ乱されながら、芯の強い所を見せる尚侍・伊子が見事と言えるかな。ただし、こう言っちゃうとなんなんだが、可愛げというか可憐さはないよね。第一話は、女宮の追儺での企み、第2話は七草粥での伊子の見事な推理、第3話は踏歌節会での嵩那親王の企みを描く。女宮は強烈な敵なのだが、今回、恋の競争者として27歳の弁の宮が現れたと思ったら、実は嵩那親王を狙っていたのは、なんと12歳の二の宮・玖珠子であったのだ。勿論、伊子は負けるもんかと力を入れるのでありました。続きを読む

    投稿日:2022.03.07

  • dragonia

    dragonia

    これはもう次を読まずにはいられない。
    次までしか出てないようだが展開がまだあるようだと欲求不満に悶えることになりそうだ。たかがライトノベルされど…
    読むなら揃えてから読むことを強くおすすめしたい。1巻読むごとに読み終わるスピードがあがってしまう。やがてくる空虚な終わりを恐れながらも。続きを読む

    投稿日:2021.09.18

  • tomojuju

    tomojuju

    最後の展開はちょっと、ないかなぁ、と思うけど、全体通して面白かったです。

    体面と、冷静な判断と、自分の気持ちのバランスがいい

    2021.7.17
    88

    投稿日:2021.07.17

  • 蒼

     嵩那の元カノ登場で伊子のライバル登場でした。非の打ち所がない元カノの存在がヒヤヒヤしましたが、収まる所に収まってホッとしました。
     しかし、別の所にも又ライバル?が現れ、気の休まらない伊子がちょっと哀れでした。

     結婚の意思を固めた二人の行先も、まだまだ前途多難ですね。
    続きを読む

    投稿日:2021.02.01

  • Sofija

    Sofija

    今回はつなぎ回か、余り進展なし。
    美少女(現代なら小学生!)に持って行かれるのであれば哀しいですね…。

    投稿日:2021.01.29

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