【感想】「ハッピーな部活」のつくり方

中澤篤史, 内田良 / 岩波ジュニア新書
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Kura Naoki

    Kura Naoki

    部活動は親しみのある場所で安全にスポーツや文化活動を享受出来る素晴らしいものだ。目の前にコンテストがあるが故に勝利至上に偏る指導があったり、大人主導になってしまう事もよく見る。しかし、本質は活動する生徒達が主体性を持って取り組まなければならない。そういった指導をすることこそが教師の役割のように思う。
    個人的にも十分に気をつけたい。
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    投稿日:2023.07.23

  • かとのひも

    かとのひも

    このレビューはネタバレを含みます

    〇部活って、どうなの?という疑問や、もっと部活!と思ったときに。
    生徒の声も現場の先生の声も、国やアスリートの声も。
    やりたいことがやれる部活になっていくといいな。

    楽しくない部活は部活ではない。
    面白くないなら、面白い部活に!

    ☆部活エンタメ
    サッカー『キャプテン翼』高橋陽一
    バスケ『SLAM DUNK 』井上雄彦
    野球『ROOKIES 』森田まさのり…暴力は青春のムダ遣い
    女子サッカー『さよならフットボール』新川直司…誰でも部活を楽しんでいい。ジェンダー。
    競技かるた『ちはやふる』末次由紀…好きこそ物の上手なれ
    柔道『柔のミケランジェロ』カクイシシュンスケ…自分の可能性に出会う。スポーツ科学。
    バスケ『走れ!T校バスケット部』松崎洋…仲間と友情

    ☆部活解体新書
    通知表で部活は位置づけられているか?
    廊下は走ってはいけない。が、部活のトレーニングに利用される。
    部活はやってもやらなくても良い。
    9割の中学生が部活に参加。
    部活は魅力がある。一方のデメリットも。
    顧問の先生問題。素人、長時間労働。
    勝利への過熱。理想の活動時間数。

    ☆部活維新のススメ
    生徒の生徒による生徒のための部活
    部活の主役は一人一人。
    →自分がしたいこと。みんなですること。
    →考えることがはじめの一歩
    全員で部活マネジメント
    →トラブル、練習、新入部員、目標、振り返り
    部活の褒め言葉を増やそう
    創部にチャレンジ
    部活が廃止になるとき
    部活をやめたくなったら。退部の仕方。

    ☆部活お悩み相談室
    ・休みがほしい
    ・人間関係
    ・とことん部活!
    ・教師への不満
    ・親への不満

    ☆動き出した部活改革
    2018
    「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」
    「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」
    「エリートのジュニアアスリートに対する声明」
    部活動指導員
    朝練禁止:長野県発
    夏休みの部活禁止?:新潟県
    平日開催の大会には出ない宣言
    →大きな大会に生徒の大会が左右される
    楽しみ至上主義
    →勝ち負けは大切。でも過熱し過ぎてはいけない。
    ゆる部活もあり
    部活がダメでも、地域に受けざらがあるかも。
    「全国短時間・主体性部活動サミット」

    ☆みんな頑張っている。頑張りすぎないことも大切。
    ☆休まないで勝つから、休んでも勝つへ

    ☆みんながハッピーな部活を目指して
    先生の声

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    投稿日:2021.10.24

  • 秦

    生徒は好きなように部活をするべきと思うけど、読めば読むほど生徒のただの娯楽に付き合う時間を作らなければいけない教員の状況が悲惨な気がする。

    投稿日:2020.02.26

  • 真田小僧

    真田小僧

    部活改革は大きな改革につながりそうだぞ。
    こつこつ変えていくのが早いのか。
    高校野球が変わったらもっと早そうだが、無理だろうな-。

    投稿日:2019.09.06

  • takeshishimizu

    takeshishimizu

    40年前、サッカー部に所属していた。顧問は体育の先生。でも、ほとんど見に来ていなかったような。練習のメニューはキャプテンが決めていた。それで、府下大会で優勝した。そしたら、高校生になっていた先輩がやってきて、普段と違う練習をさせられた。近畿大会は初戦敗退だった。普段通りのルーティンをこなしていたらそんな結果にならなかったのでは、と未だに思う。それはともかく、毎週月曜は必ず休みだったし、まあけっこう楽しく2年半を過ごしたように思う。1年のころは、確かにボール拾いが多かったし、ときにはしぼられた。「1年、なんかたるんどるし、しぼったろか」の一言で始まった。恐怖でしかない。吐くまで走らされる。で、自分が上級生になると、また下級生をしぼりたくなる。ちょっと冗談で同じようなことを言ってみた。すると、キャプテンはえらい。「時間がもったいない」その一言。同級生ながらちょっと尊敬した。10年ほど前からつれあいが音楽の教員と吹奏楽部の顧問をしている。毎日忙しい。家に帰っても、次の自由曲を選んだり、鏡の前で指揮の練習をしたり、忙しそうにしている。土日もほとんど家にいない・・・いなかった。著者たちの活動のおかげか、ここ1,2年は日曜がほぼオフになっている。それは、生徒にとっても、先生にとっても、家族にとってもきっと良かったのだと思う。すべての人にとってハッピーな部活になればいいですね。しかし、佐賀県だけなんで増えてんのかなあ???そこが気になる。続きを読む

    投稿日:2019.08.28

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