【感想】さもしい浪人が行く 元禄八犬伝 一

田中啓文 / 集英社文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
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ブクログレビュー

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  • tuppence

    tuppence

    このレビューはネタバレを含みます

    田中啓文版里見八犬伝の開幕!
    佐母二郎のキャラにまずびっくり。
    主人公なのに、ああいう登場?!
    さすが田中啓文さん、ぶっとんでるー。
    相棒?の泥棒並四郎や妖婦船虫との掛け合いも楽しい。
    並四郎を宿敵として追いかける鬼右衛門のキャラも好き。
    解説にもあるけど、この辺の関係があのアニメ、まんまなのがまた楽しくて。名字が「滝沢」なのも、もちろん意味があるんだろうな、とわくわくする。
    彼らが、八犬伝たち関わって事件を解決に導いていく様子が楽しくてたまらない。
    佐母二郎なんて、あんな悪ぶりっこなのに、実は、いいやつだし。(本人は絶対に認めないだろうけど)
    さて、続き読もうっと。

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    投稿日:2021.03.27

  • ちい

    ちい

    その昔、僕らは“悪玉”に撞れた。
    さもしい! ワルい" カッコいい!
    そう、今こそ、奴らの出番なのだ。──京極夏彦

    網乾左母二郎は金のためなら手段はいとわぬ小悪党。流れついた大坂で、悪党仲間の怪盗・鴎尻の並四郎、妖婦・船虫の二人としがない日々を送っている。そんな折、犬公方・綱吉に集められた「八犬士」が、失踪した綱吉の娘・伏姫探索のため大坂に。なぜか協力することになった左母二郎たちだが、矢数俳諧と通し矢を巡る大陰謀に巻き込まれ──悪党が巨悪に立ち向かう痛快伝奇時代小説、ここに開幕!続きを読む

    投稿日:2020.09.19

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