【感想】高校生ワーキングプア―「見えない貧困」の真実―(新潮文庫)

NHKスペシャル取材班 / 新潮文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • エソラ

    エソラ

    20年前の自分の学生時代も少なからず家族のためにバイトや、奨学金ありきで大学に進学するという現実があった。自分もそう。奨学金が大学進学には必須だった。
    現在の学生だともっと露骨にあるのかなと思った。コロナ禍で生活が一変した人も多いのだから。
    自分がもしかしたら恵まれている。甘えが見えるのかも?年齢問わず読んだ方がいい一冊
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    投稿日:2023.09.24

  • ホトケ

    ホトケ

    弟妹の面倒を見ている女子高生の話は泣ける。
    本書にもあるバイト代の使い道である交際費が高いところに要注意。これには多分美容や服も入る。つまり学校という箱の中で孤立化する事の危険性を無意識的に避けているからではなかろうか。
    貧困の再生産を防ぐために何をすべきか考えなくてはならないという事を伝えてくれる本。
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    投稿日:2022.05.29

  • Halu

    Halu

    このレビューはネタバレを含みます

    放送当時(2017年)から現在に至るまで、日本の状態が何ら変わっていないことを再認識させられた。
    取材を受けた高校生たちが専門学校や大学を無事に卒業し、仕事に就けたのか奨学金で苦労していないか心配になった。
    見えない貧困をどう打開していくか、この国全体の課題といえよう。

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    投稿日:2021.01.10

  • こうへい

    こうへい

    この「見えない貧困」(相対的貧困)がその内ありふれた貧困になってしまう(或いは昔に戻ってしまう)のではないか、と考えてしまう。

    自分は裕福な家に生まれた訳ではないが、それでも金銭面を心配する事無く私立大学の一人暮らしをさせてくれた両親に感謝。自分に子供が出来たらお金の心配だけはさせたくない。

    この本に出てきた高校生のみんなが今も続いているであろう逆境を跳ね返し、確固とした生活を成り立たせる日が来る事を願う。

    中公新書「ヤングケアラー」と併せて読んで頂きたい。

    ヤマダ電機LABIoneなんば店にて購入。
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    投稿日:2020.12.06

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