【感想】笑え、シャイロック

中山七里 / 角川文庫
(44件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
9
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8
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ブクログレビュー

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  • kaba3

    kaba3

    主人公が、債務者と絶妙の駆引きで、解決して行く。その痛快さに、私自身、事件の犯人探しを忘れてしまった。
    「矜持」と「薫陶」のワードが、心に残った。

    投稿日:2024.03.29

  • 前世は評論家…?

    前世は評論家…?

    おもしろかった。
    犯人の予測はしやすかったかな。
    でも、犯人よりも、まず、目の前の案件をどう解決していくのかがおもしろかった。

    投稿日:2024.01.20

  • みぃちゃん

    みぃちゃん

    中山七里先生らしい、骨太の文体でした。
    普通の会話文には絶対に出てこない単語も面白く、銀行員と一括りに出来ない組織である事を知れて楽しかったです。

    投稿日:2023.12.05

  • highriver

    highriver

    中山七里版の半沢直樹。
    ミステリ要素は少なく、犯人も比較的早い段階で想像はついた。

    まず誰もが驚くのが序盤の急展開だ。渉外部の「シャイロック」こと山賀のキャラクターを、中山七里ファンであれば他シリーズの毒島と重ね合わせながら読んでいたのではないか。ところが何と…。(ネタバレなので書きません)
    序盤以降は山賀の薫陶を受けた結城が回収マンとして成長し活躍するのだが、その解決方法が意表をついたもので、銀行員としての割り切り方も一種痛快だ。

    全編を通して「不良債権は今の銀行の最上階にいる奴らがひたすら先送りしてきたせいだ」という持論を展開していたのも中山七里らしい。
    また、債務者の一人として「嗤う淑女」シリーズで出た新興宗教が登場するなど、キャラクターがシリーズを跨いで出てくるあたりは彼の作品では定番になっており、ファンならニヤリとするとこだろう。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.08

  • るるる

    るるる

    面白すぎて一気読みしました。スピード感のある銀行小説ですがきちんとミステリー要素も入っているところがすごいです。最後まで読んでタイトルを見たらさらに感動しました。

    投稿日:2023.09.25

  • ふーみん

    ふーみん

    これはおすすめ。一気読みした。ミステリーとしても、銀行小説としてもとても良い!また、銀行員結城のキャラクターがとても魅力的な人物に描かれていて、ファンになってしまった。先輩の山賀が非情な取り立て屋シャイロックとして派手に登場するが、銀行員としての矜持、辛い過去など奥行き深く描かれているので、おいかける結城の成長ぶりが気持ちいい。続きを読む

    投稿日:2023.08.31

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