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星新一, 森茉莉, 吉行理恵, 室生犀星, 佐藤春夫, 小松左京, 梅崎春生, 宮沢賢治, 金井美恵子 / 実業之日本社文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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シィ
本当にこの作家、猫好きなの?という話がいくつか。 猫でなく人間の話ばかりだったり、いきなり猫が殺されたり…。 なぜこの話を選んだのかと疑問に思う一冊。 猫の事務所のような雰囲気を期待して読んだのが悪…かったのかな。 面白かった話の方が少なく残念。続きを読む
投稿日:2023.11.25
hito-koto
このレビューはネタバレを含みます
「猫は神さまの贈りもの」、全くそうだと思います(^-^)9人の作家の猫短編小説・詩アンソロジーです。次の4作品を楽しみました。①吉行理恵(1939~2006)「雲とトンガ」②室生犀星(1889~1962)「猫のうた」「愛猫」③佐藤春夫(1892~1964)「猫と婆さん」④宮沢賢治(1896~1933)「どんぐりと山猫」
投稿日:2023.03.09
こみ
「本屋さんのダイアナ」を読んで、森茉莉さんの文章を読みたくて。 森茉莉「黒猫ジュリエットの話」 マリア(森茉莉)のお話が黒猫の目線で自虐的に描かれている。こんなに親しみやすく、可愛らしい方なのかと読みながらにこにこした。 小松左京「猫の首」 ネズミの復讐 梅崎春生「大王猫の病気」 ジブリの猫の恩返しに出てくる二足歩行の猫たちを想像しながら読んだ。可愛い。
投稿日:2022.10.30
タケ
猫にまつわる小説。 ■森茉莉/黒猫ジュリエット→なるほど私小説。内容は軽いのに、めちゃくちゃ読みにくいんだよなぁ、森茉莉の文章…。朔太郎の娘萩原葉子とのことも書いてあって面白かった。そして森茉莉がBL小説の先駆者とは知らなかった。ソドミニアン小説…。そしてこの時代は「シリーズもの」という概念がなかったのか…。 ■吉行理恵/雲とトンガ→兄妹猫の思い出話。時代描写がぐっと昭和後半っぽい。 ■室生犀星/猫のうた、愛猫 ■佐藤春夫/猫と婆さん→愛猫が年老いて…という話かと思ったら愛妻家の話だった。婆さんが心配だから医者に行かせたいんだな…いい話だな…猫も元気になったし… ■小松左京/猫の首→ねずみの逆襲!!!! ■梅崎春生/大王猫の病気→童話で教える「パワハラ、駄目、ぜったい」。部下はツライね。 ■宮沢賢治/どんぐりと山猫→独特の擬音語を見ると「宮沢賢治~」と思う。どってこどってこ。 ■金井美恵子/暗殺者→殺し屋の猫が来た。 ■星新一/ネコ→そうです人間は猫の奴隷です。
投稿日:2021.09.13
NFCC図書館
わがままで、高貴で、どこかいじらしい。抗いがたい猫の魅力に取りつかれた個性派作家たちによる珠玉の猫小説集!(e-honより)
投稿日:2021.06.21
tomomin♡
想像していた内容と違い、暗めな内容のものが多い。猫好きよりは文学好き向けかな… 星新一の『ネコ』が好み。
投稿日:2021.05.24
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