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萩原慎一郎, 藤石波矢, 『滑走路』製作委員会 / 角川書店単行本 (4件のレビュー)
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総合評価:
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tomo
このレビューはネタバレを含みます
登場人物の名前をうまく使って それぞれの視点から物語が進んでいたことが最後に近づくにつれわかりすごく面白かった。 また現代の社会問題に触れる部分もあって興味深い作品だった。映画を観たくなった。
投稿日:2021.09.11
funatotai
歌集の滑走路が気になったのだけれど、 小説が先に手に入ったので、読んでみた。 歌集を基にした映画がすでに作られていて、 それをさらに下敷きにした小説だそうだ。 姓と名を巧みに使い分けて、 バラバラに…見えていた風景が、少しずつ一つに重なっていく。 暗い過去があって、 そこから抜け出せずに落ちていく者がいて、 逃げている者がいて・・・ 時を経て、再会をして、 なんとなくほの明るい未来が見える感じがあって、 だから「滑走路」なのだろう。 歌集を早く読んでみたい!続きを読む
投稿日:2021.07.26
び
水川あさみさんが大好きで、 舞台挨拶がある日に映画を先に。 出演者の演技もすばらしかったけど 本を読んだら、映画を観たのは結構前なのに 昨日みたいに頭に浮かんでびっくりした。 相手を思いやるようで…傷つけることば 一見傷つけるようで思いやることば ってそれぞれあるなと思う。 もちろんわかりやすく思い遣るのが 1番いいんだろうけど。 続きを読む
投稿日:2021.06.16
ちゃば
2021年6冊目。 映画『滑走路』を先に観賞。 いじめられていた幼なじみの祐翔の代わりに苛烈ないじめを受ける隼介、 厚生労働省の官僚として激務をこなし、眠れぬ夜を過ごす鷹野、 高校の美術教員の夫と…暮らす切り絵作家の翠。 三者三様の物語の交わりが明らかになったときの驚き。 『歌集 滑走路』から、こんな、つらく、でも、少しだけ希望の見える作品が仕上がるとは。 優しい人が報われる、生きていける世界でありますように。続きを読む
投稿日:2021.02.11
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