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森沢明夫 / 双葉文庫 (15件のレビュー)
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なんてひだ
350ページを一気にスタバで終えました。やっぱり面白いし9人の特徴を覚えて、尚更増しました。妊娠中は最初から気付いたけど、まさかの龍以外全員知っているとは。どんどん人となりが出るのかと思いきや龍と小雪…の掛け合いですね、これも新鮮でした。4泊5日が一冊の本になるとか、収まるとか、凄いですよね!ちゃんと終わりもしっかりしているし謎の陳さんも重要である。まさか一気読みするとは思わなかったので、これも一興続きを読む
投稿日:2024.04.04
clalin
数年前に「失恋バスツアー」というタイトルが本屋さんで目にとまって、なんとなく気になっていた本。 ふと思い出して読んでみた。 個性的で濃いキャラクターたちは、見た目は奇抜でも中身は人を思いやる心を持つ…優しい人たち。 どんなに辛い思いをしても、きっと必ず味方となり支えてくれる人はいるんだなって思えた。 失恋がテーマのはずなのになぜか心が温かくなる。そんな小説でした!続きを読む
投稿日:2024.03.26
翠
ミステリーちょろい読者選手権で断トツ1位になれる自信しかない私でも最初から分かったぞ?(え?この本ミステリーじゃないだろって?) ここ最近ちょっと気持ちが重たくなるような内容の本ばかりだったから、こん…な風に気負わずに読める本が読みたかったの。 そんなのありー!?な設定で登場人物も濃ゆくって、時たま笑えて最近の私にはちょうど良い本だった。 最初に言った通り思った通りに進んでいくからそれが逆に面白かったな。続きを読む
投稿日:2023.11.22
ユキフワ
やっぱり好き。森沢明夫さんの本。 こうなるんやろなぁって、もう読み始めてすぐに分かったけど、でも良い。優しい気持ちになれるし。
投稿日:2023.09.28
トラ吉
読んでいる途中で結末が見えてくるような王道的ストーリーだが、登場人物がそれぞれ良い味を出して(基本的に良い人で)、ほのぼのと良い本。
投稿日:2023.09.03
Funya
小さな旅行会社・あおぞらツアーズに勤める天草龍太郎が主人公。龍太郎が企画した失恋バスツアーの行程に沿って物語は展開していく。 基本的に龍太郎の視点で語られるが、時折りカウンセラーの小泉小雪とツアー…客の北原桃香の視点が挿まれる。 * * * * * 「失恋バスツアー」というアイデアがおもしろい。 失恋の痛手から立ち直ろうとしている人たちしか参加しないと思われるので、湿っぽく鬱陶しいツアーにはならないだろう。きっと実際にある婚活ツアーの雰囲気よりも健全だ。 そう思ってこの作品を手に取りました。 設定もよく考えられています。 龍太郎が勤める会社が資金繰りに窮していたり、今回のツアー客全員ひと癖ありそうだったり、龍太郎自身が失恋したばかりだったり、その失恋の相手が同乗するカウンセラーの小雪だったりと、作者の仕掛けが盛り沢山。 どうやって収拾をつけるのか、楽しみにしながら読むことができました。 ツアーの参加者も多士済々で、なかなか興味深い。あの「るいるい」さんまで登場していたのもうれしかった。(もう少し活躍の場を与えてほしかった気がします。) ラストは期待通りのハッピーエンド。すべて丸く収まりすぎともいえるが、エンタメの定石なのでよしとしたい。 ただ、前半の伏線部分が冗長で退屈してしまうのが残念だったので、☆3つです。続きを読む
投稿日:2023.03.28
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