【感想】黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ

吉永南央 / 文春文庫
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
1
8
6
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ブクログレビュー

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  • ori-p

    ori-p

    草さんの久実に対する強い姿勢は、正直、100%は賛同しかねます…。性犯罪は、被害者にとってとても難しい問題だと改めて感じさせられました。

    投稿日:2024.03.09

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    このレビューはネタバレを含みます

    シリーズ7作目。小蔵屋の店員、男っ気のない久実ちゃんにとうとう…そんな時に小蔵屋の第二駐車場で元アイドルの女性が暴行を受けた事件が起き、容疑者は地元の名士の息子で…
    シリーズをバラバラによんでいるので、久実ちゃんと一ノ瀬さんのなれ初めが読めると楽しみにしていたら、酷い事件だった。元アイドルという経歴から復帰のための売名と言われたり、色々噂されたり…被害にあっただけでなくさらに傷つけられるのは読んでて辛かった。そして被害者は彼女だけではないことも…すでに読んでいたこれより後の作品で、久実ちゃんのお母さんの言動や態度が意味不明だったのだけど、それも理解できた。こんなことあったら、そういうふうになるよなぁ…と。付記もあって、現実とリンクしてるというか、色々考えてしまった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.17

  • おはぎ

    おはぎ

    2023年51冊目
    吉永南央さん/黄色い実
    読書好きの母から譲ってもらった本。
    こちらは「紅雲町珈琲屋 こよみ」シリーズ。主人公は65歳で珈琲屋さんをオープンした「お草さん」。
    従業員やご近所の中で起こるちょっとした事件を通して描かれる、登場人物の心の機微が魅力。
    #読了
    続きを読む

    投稿日:2023.06.18

  • hisae

    hisae

    歳をとって、コーヒー屋を営む杉浦草と従業員の久美そのお店にとって、従業員は宝くじが当たるよりも難しい程よい従業員に恵まれる、その久美が大学教授の息子から性的被害を受け(他2名)皆に迷惑かけたくない為名乗り出ない、それを知った草は行動起こし事件解決に向けて動く。続きを読む

    投稿日:2023.05.25

  • TAKU

    TAKU

    される側の現実なのか。
    お草さんの物語は、ふとした幸せと辛さが混ざり込んでいるからこそ、些細な幸せを有難く感じられる。

    投稿日:2023.04.04

  • マルプー

    マルプー

    日常のちょっとしたミステリーのシリーズだったが、今回は卑劣な犯罪を扱っている。小蔵屋の駐車場で起ったその事件の被害者は平緒里江。そして、その日久実は風邪で小蔵屋を休み、数日後に出てくるがスカーフの下の痣に嫌な予感がした。緒里江の強さと久実の普通でいたいという気持ちが痛いほど伝わる。お草さんや寺田さんがいたことに救われたと思う。更にはネットの拡散や人の噂、人の口には戸はたてりぬということを思い知り気が重くなったが、最後はこのシリーズらしく穏やかで優しい終わり方だ。久実と一ノ瀬との関係は続いてほしいなと思う。続きを読む

    投稿日:2022.12.21

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